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サファイヤ
2016/04/11サファイアの産地について~マダガスカル・ベルベットブルー・パイリン~
マダガスカルとパイリン地方のサファイアの産地についてご紹介いたします。
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マダガスカル産について
マダガスカルは、アフリカ大陸の南東沖にある島で、面積は58万平方キロメートルと日本の約1.5倍以上の大きさの国となります。
比較的新しい鉱山が多く、1990年代から採掘がはじまり、最近ではかなり知名度も上がっています。
透明度が高く、色合いは現在産出のあるどこの鉱山よりもカシミール産に似ており、出回りだした頃は、カシミール産として販売されていたこともある程です。
イラカカ鉱床やサカラハ鉱床が有名ですが、様々な鉱床があり、世界で最も鉱床の多いエリアになります。
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ベルベットブルーについて
マダガスカル産のサファイアはベルベットブルーと呼ばれ、ロイヤルブルーに近い評価を受けています。
透け石も多いですが、スリランカ産以上の質とされる物も多く、地金との相性が良く石をセッティング時に最も美しい青色になります。
ただ、まだまだマーケットの浸透度は低く、マダガスカル産のサファイアとして売られる事はほとんどありません。
その理由の1つとして、外資系企業が鉱山を経営しており、直接日本に輸出されていないという事が上げられます。
人の頭程の大きなサファイアが産出されたこともあり、今後最も期待できる石の1つだと言われていましたが、2002年のパパラチアサファイアの加熱処理問題が発生してから、マダガスカルで採掘されたコランダム自体の信用が低下し、品質のわりに需要は低下しています。
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パイリン産について
パイリンとは古代クメール語で、ブルーサファイアの意味があり、カンボジアのタイとの国境近くにあります。
1960年代後半から大量に採掘され、一時は世界的なサファイアの産地として名をはせました。
パイリン産の色合いは、ミャンマー近辺の鉱床のためモゴック産のロイヤルブルーを示す物から、パイリン産特有の濃く鮮やかで深みのあるソフトブルーといわれるものまで幅広く採掘されます。
濃すぎるものも多いため産地としての評価は二分してます。
最近はかなり採掘量が減っており、再び注目を浴びています。
その後度重なる紛争と、スリランカ産が多く産出されるのに押され、現在では産出がほとんどない状態になっています。
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