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サファイヤ
2016/04/10サファイアの産地について~インド・パキスタン・ミャンマー・スリランカ~
サファイアのメジャーな産地についてご紹介いたします。
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インドとパキスタン産について
かつてサファイアはインドやパキスタンで良質な物が豊富に産出されていました。
インドとパキスタンの国境地域にあるザンスカー山脈などがあるカシミール地方で採れるサファイアは特に良質な物が多く、最上級の物はコーンフラワーブルーと呼ばれ非常に貴重な宝石とされています。
最初はそれがサファイアとわからずに、同じ重さの塩と取引されており、それからというもの、多くの人々がコーンフラワーブルーを追い求め、カシミールの鉱山を掘りましたが、コーンフラワーブルーのサファイアが採れる鉱山はごくまれで、今では全ての鉱山が掘りつくされ閉山となっています。
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ミャンマ―産について
ミャンマーの鉱山は特にモゴック地方で採れる石がカシミール産と並んで、最高級品質のサファイアがとれることで有名でしたが、以前から産出はかなり少なく、今はもうほとんど採掘されていないとされています。
その中でも最高品質のサファイアはロイヤルブルーと呼ばれ、コーンフラワーブルーに次いで良質とされています。
モゴック地方とはヤンゴンの北に位置し、植物が生い茂る山岳地帯です。
ここ最近ではミャンマー産サファイアがタイのマーケットで多量に出回っています。
もともと品質は最高級クラスがとれる産地とはいえ、品質の良いものから、低いものまで幅広いので、タイでミャンマー産サファイアを見つけても、産地だけで評価するのではなく、必ず品質も確認してした方が無難でしょう。
ただ、実際カシミール産のように柔らかな青色をしているものが多いので、評価は甘めになりがちですが、インクルージョンが出来る限り少ないものを選ぶのが良いです。
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スリランカ産について
昔はセイロン島と呼ばれており、現在では世界的に最も多く流通しており、歴史があり評価も高い産地です。
良質で大粒な原石も多く産出し、他の産地に比べてやや淡めで、 透明度が高く少し紫がかっているのが特徴です。色が淡いので、弱い光の下で美しく映えます
ロイヤルブルーやコーンフラワーブルーといった質の高いサファイアも採れるスリランカは、最高品質と同義語であり、チャールズ皇太子がダイアナ妃に婚約指輪として送った18カラットのサファイアもスリランカ産の物です。
最高品は「かわせみのブルー」と呼ばれています。
スリランカ産のサファイアは、焼き。という処理がされており、薄いベージュのサファイアの原石に熱を加える手法で、エンハンスメント処理として世界的に認められています。
現在、店頭などで見られる透明度が高い高額のサファイアのほとんどはスリランカ産で、サファイアを購入するのであれば、スリランカ産がおすすめです。
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