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2016/03/31セイコーを使おう!国産機械式時計の魅力

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セイコーを使おう!国産機械式時計の魅力

一流の機械式時計と言えば、スイス製のイメージが強いのではないでしょうか。スイス時計協会の調査でもスイス=No.1時計生産国という認知があることが確かめられています。
でも、ちょっと待ってください。モノ作りで言えば日本も負けていません。特に時計のような複雑な機械の集合体は得意そうな分野です。車業界でトヨタが世界的な地位を獲得したように、国産時計ブランドも魅力的な時計なのです。

そんな日本を代表するSEIKOの機械式時計をご紹介いたします。

  • 国産機械式時計の最高峰 「グランドセイコー」

    国産機械式時計の最高峰 「グランドセイコー」
    国産時計といっても多くのメーカー、多くのモデルが発売されています。その中でも先駆け的存在であり、日本の機械時計の王様といえばグランドセイコーで間違いないでしょう。

    機械式の時計を買うならやっぱりスイス製と思っていませんか?グランドセイコーを知ればきっと使いたい時計ブランドになっていると思います。

    グランドセイコーは1960年に誕生しました。開発コンセプトは「最高の普通」というだけあって、デザインも機能もとにかくシンプルです。味気ないように思うかもしれませんが、シンプルであればあるほど誤魔化しが効きません。デザインに頼らないので高い機能性が求められます。

    デザイン面では、インデックスバー(時間を示す12時〜11時の印)にK18を使用している点や、メッキ処理が通常20μの厚さを80μまで引き上げています。メッキ処理の厚さは「1年で1μ削れる」という計算の基に作られています。
    つまり、グランドセイコーは80年使用できるという計算でメッキ処理されているんです。通常の時計よりも手間と時間と費用をかけて作られた時計です。

    デザインに加え、機械も非常に力を入れて開発されました。発売当初はクロノメーターの認定を受けていませんが、1968年には提出した100個の個体の内73個がクロノメーターのテストをクリアしています。徐々に世界と肩を並べる機械時計としての地位を獲得しました。開発を重ねて約10年、ようやく世界に追いついたと言えます。1970年代に入るとクロノメーターよりも厳しい規格を設定したGS規格と呼ばれる社内基準を設定します。精度の高さをアピールするためです。グランドセイコーはセイコーの汗と涙の結晶なのです。
  • 一時的な生産終了

    一時的な生産終了
    1970年代はセイコーが発売したクォーツ時計の爆発的人気から世界的に機械式時計の需要が著しく低下しました。これを「クォーツショック」といいます。

    クオーツショックはスイスの時計職人を廃業へ追い込んだと言われていますが、実は社内にも大きな影響を与えていました。その一つがグランドセイコーです。当時機械式時計の精度の高さを追求してきましたが、長年に渡る研究の結果クォーツ時計を完成させ、機械式では追いつけない1日0.2秒の誤差を実現させてしまいました。
    結果、機械式のみのラインナップしか用意していなかったグランドセイコーはセイコーアストロンの影に隠れ、市場から一時的に姿を消すことになります。

    市場には安価で丈夫で正確なクォーツ時計がほとんどを占めるようになりました。 クオーツショックは発明したセイコーの機械時計をも追いやってしまったのです。
  • 1988年に復活

    1988年に復活
    一時期は姿を消したグランドセイコーですが、1988年にクォーツ時計として復活を果たします。個人の主観ではありますが、グランドセイコーがクォーツで復活する理由はあまりなかったのではないでしょうか?
    しかし当時、1970年〜1990年まではクォーツ全盛の時代でしたので、市場ニーズからすると致し方ないのかもしれません。

    1970年のクォーツショック後もスイスでは一貫して機械式にこだわるメーカーがありました。結果的に2000年代に突入した後はクォーツの市場規模は1/3程度に縮小します。現在はスイスから輸入される高級機械式時計が市場の中心です。1990年代中期には機械式の市場が再び拡大し始めたため、1998年にセイコーの機械式時計の歴史も再び動き始めました。
  • “La Petite Aiguille”プティット・エギュィーユ賞の受賞

    “La Petite Aiguille”プティット・エギュィーユ賞の受賞
    2014年のジュネーブウォッチグランプリで“La Petite Aiguille”プティット・エギュィーユ賞をグランドセイコーメカニカル ハイビート 36000 GMT限定モデルが受賞しました。8000スイスフラン以下の価格の時計が対象となる賞ですが、セイコーは時計王国スイスでも認められる地位を手に入れることができました。20年近い機械式時計開発のロスにより、職人もいなくなっている状態からのスタートでしたが、しっかりと復活を果たしています。


    機械式時計を買う際に、セイコーを選択肢から外す理由はありません。国内ブランドなので保証を受けることも修理も安価で簡単にうけられる点も最大の長所です。
  • セイコーの機械式時計はおすすめ!

    セイコーの機械式時計はおすすめ!
    セイコーと聞くとクオーツのイメージが強いですが、機械式時計も時計の本場スイスでも認められるほどの実力があります。
    ここまで紹介したように、セイコーの機械式時計は魅力的です。

    ムーブメントを自社で製造できるマニュファクチュールで、スイス公式クロノメーターよりも厳しい基準で製品を作っています。
    特にクオーツと機械式時計のいいところを組み合わせている9Sメカニカルの精度は匠の技です。

    また、日本製ですので公式の修理を手軽に受けることができます。
    保証期間もありますし、サポートがしっかりしているので困ったときもスムーズに日本語でやり取りできることが約束されているのも魅力的です。

    このように、ブランドや見た目といった部分以外にもおすすめできる理由があります。
    セイコーの機械式時計をぜひチェックしてみてください。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    吉本訓典AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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