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2016/03/31セイコーを使おう!国産クォーツ時計の魅力

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セイコーを使おう!国産クォーツ時計の魅力

時計と言えば、ロレックス・カルティエ・オメガが3大人気ブランドです。どれも世界が認める高級な高性能時計ブランドです。しかし、高級ブランド時計に負けないウォッチメーカーが日本にはあります。

そのうちの一つ、セイコーを今回ご紹介いたします。

  • 時計の概念を変えたセイコー

    時計の概念を変えたセイコー
    今は当たり前のように世界中で使われているクォーツ時計。クォーツ時計は機械式時計と比べ安価に手に入る素晴らしい時計です。そんな「クオーツ時計」を作り上げたセイコーは偉業を成し遂げたと言わざるを得ません。

    世界初のクォーツ時計は1969年にセイコーから発表されました。この発表された「セイコークォーツアストロン35SQ」は時計の概念を変えることになります。
    この世界初のクォーツは、1日の誤差がわずか0.2秒、1ヶ月で5秒程度の誤差しか生じませんでした。
    機械式では、気温・湿度・使用頻度によって個体差がありますが、クォーツほど正確に動くことはできません。
    また、価格に対してもとても大きな影響を与えました。発売当初は最新技術ということもあり、10万円以上の価格で販売されていました。
    確かに、当時のレートで考えると高級時計の部類なのですが、しかしそれでも当時流通していた超高級機械式時計と比べるとかなり安価です。

    さらにクオーツ時計は量産する事が可能なので、当時の時計マーケットを破壊するのに十分なインパクトがありました。
  • スイスから嫌われた日本製

    スイスから嫌われた日本製
    クォーツの低価格帯の時計が急激に市場を揺るがしていきます。それまでの「時計=高級品」というイメージから、容易に買えるものに変化したのです。
    今まで売れていたスイス製の時計が売れなくなり、多くの時計ブランド・時計技師が仕事を失っていきます。歴史ある時計ブランドもこの時期を境に姿を消していきました。
    また、現在ある有名ブランドも、クオーツが出た当初は勢いを失っていました。

    例えばロンジンは、それまで高級時計として多くの人が認知していたブランドです。ですが、クォーツショックを機に経営難となり市場から徐々にフェードアウトしていきました。
    現在は徐々に人気を取り戻しつつありますが、当時の全盛期程の勢いは感じられません。

    オメガも、当時とても人気のあったムーブメントから大量生産のムーブメントに切り替えてしまいます。低価格でもなければ高額すぎない、市場で丁度良い立ち位置を確保して現在に至ります。

    このクォーツショックに負けなかったブランドはごく一部で、それが今でもハイステータスブランドとして健在しているロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲなどがです。
    市場のトレンドに流されず、クォーツには手を出さず、超ハイレベルな技術を持ち合わせた機械職人集団だけが生き残ったと言えます。

    クオーツショックのイメージは今でも強く残っていて、未だにスイスの時計業界では日本製を嫌う風潮にあります。それだけの影響を与えたセイコーってすごいですよね。
  • 1本は欲しいクォーツ時計

    1本は欲しいクォーツ時計
    良い時計を買おうと思うと機械式に目が行きますが、クォーツにも良い時計がたくさんあります。
    クオーツの注目すべきポイントは機能性の高さです。機械式はメンテナンスが大変で、オーバーホールに出すと早くても1ヶ月くらいかかります。
    その点クォーツはメンテナンスが簡単で、ちゃんと使用していれば止まりませんし、オーバーホールに出したとしても1ヶ月以内でする事が可能です。
    また、クオーツ時計はとても精度が高く、その上高性能なものがたくさんあります。
    安い上にメンテナンスが楽であることももちろん魅力ですが、たくさんの機能を備えた実用性の高い時計です。

    かつて時計では出遅れていた日本人が、時間とお金をかけて開発した自慢の時計をぜひ使ってみてください。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    吉本訓典AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。

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