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2021/08/02富士登山に履いていきたい登山ブーツの選び方とお手入れ

本日は、エコスタイルの買取アドバイザーがおススメの登山ブーツとお手入れについて紹介します。
  • どの登山ルートを選んでも長距離、だからブーツは軽さも選定基準

    富士登山で山頂に向かうルートは大きく4つあります。耳にされた事があると思いますが、「吉田ルート」、「富士宮ルート」、「須走ルート」、「御殿場ルート」の4つです。当然ですが、それぞれに特徴が存在しています。利用者が最も多く、人気のルートは「吉田ルート」です。
    登山道で最もポピュラーなのが吉田ルートで、6割の登山客は「吉田ルート」を使われます。このルートは五合目が登り口となり、多くの食堂やおみやげ屋さんが存在しており、外国人観光客の方と日本人登山客が混在し、フェスのようなイメージを受けると思います。観光地となっている事から、初心者の多くが選んで山頂を目指します。とはいえ、標高差1450メートル、上り時間は6時間、下り時間で3時間少々ですから、ハイキング気分では登れません。歩行中も混雑(登山渋滞)する為、思った以上に時間を要します。
    長距離、長時間の登山ですから、ブーツの選定には注意が必要です。私が登山してみて感じたのは重量が大きいブーツ(旧年式のブーツに多いオールレザー等)やサイズが合わないブーツ(誰から借りたブーツ等)だけは避けられた方が良いと思います。どうしてもサイズに微調整が必要な場合には靴下を重ね履きする等、対策が必要だと思います。
  • 富士登山で見かけた人気ブランドブーツ

    2年連続で登頂した私ですが、初めての登山でも、2回目の登山でも、ファッションチェックをされているグループ(特に女性が多いです)が目立ちます。
    いざ登山が始まればファッション性は気にしてられない状態に私はなりましたので、機能性を重視した方が賢いとは思いますが、これも富士登山の楽しみ方ですので、否定はいたしません。私なりに、富士登山に来られている方の服装をチェックしてみました。
    どんなブーツを着用されている方が多いのか、目についた人気ブランドブーツを紹介します。女性はモンベル、コロンビア、メレル、ノースフェイス等、ピンクカラーが差し色になっているタイプが人気のようでした。男性もブランドは同じような傾向でしたが、人と異なるメーカーを選びたい方や本気でトレイルラン等をしていそうな方はキーンやガルモント、サロモン等を履かれている方が多かったと思います。私はタウンでも人気定番のブーツブランドのダナーをチョイスして2年連続登頂しました。

  • 富士登山を終えてからのお手入れが肝心

    富士登山を終え、臭いも汚れも、ひどいブーツですが、そのまま下駄箱に入れないようにした方が好ましいです。
    初めての登山を終えた時、私はうかつにも下駄箱にそのまま保管してしまい、2週間後にはカビが発生してしまい、その後、靴の修理屋さんに出して6000円程度支払った経験があります。反省を活かし、2回目の登山を終えた時は、靴用洗剤を使って水洗いして天日に干したのですが、素材によってはシミになってしまうものもあります。
    その為、まずは落とせる汚れはブラシで落としますが、ファブリーズ等の消臭剤やAg含有の除菌スプレー等で湿らせた新聞紙を丸め、ブーツの中に入れ、天日に干すと良いとショップの方に聞いたので、実践してみました。確かに悪臭は消え、菌の発生を抑え、コンディションは保たれる結果となりました。最近では大手通販サイト等で抗菌消臭生地使用のブーツ収納ケースも販売されており、効果も高いとアドバイスをいただいたので、試してみたいと思っています。
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この記事を監修した担当者

  • エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。