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2021/10/14靴で修理できるのはどの部分?修理の時間と価格感は?

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靴で修理できるのはどの部分?修理の時間と価格感は?

靴を修理して使いたいと考えたことはありませんか?今回は靴のどういった部分が修理でき、どの程度の価格がかかるのかをご紹介します。

気に入った靴を長く履いていると、ダメージが出て着たり、すり減ってきてそろそろ買い替え時かなぁと感じることはありませんか?でも気に入って履いているものを買い替えるとなるとなかなかいい靴が見つかりません。でも靴底がすり減っていたり、ヒールやかかとのゴムがすり減ったまま使用するわけにはいかないので、靴修理でどうにかできないかなと考えるかもしれません。

靴はいくつかのパーツに分かれており、ポイントごとにリペアすることが可能です。昔とは違い、ミスターミニットのような修理屋さんが増え、気軽に修理できるようになりました。今回は靴で修理できる部分と修理するとどのくらいの金額になるのかをご紹介します。修理をするか買い替えるか、比べてからしっかりと判断してください。

  • 靴で修理できる箇所

    靴で修理できる箇所
    靴の修理で綺麗にできる部分は、分解ができる部分で限られています。基本的にはかかと、ヒール、つま先などの部分です。交換などができない部分は完全には綺麗にならないこともあります。

    アッパーなど靴の本体にあたる部分は交換ができない部分のため、傷やダメージは補修という形で目立ちづらくすることで対応します。
    レザーの場合に行われるのは、軽微な傷などの場合は色付きの栄養クリームなどで傷を目立たなくする方法です。自分でもできますが、修理屋さんに依頼するときれいになって戻ってきます。合皮やスエードなどはパーツの修理以外は綺麗にならないことが多く、買い替えた方がいい場合があります。

    大きな傷や抉れなどの場合はパテで埋めて、表面を削って補修することがほとんどで、ある程度綺麗になりますが、跡が残ってしまうことがあります。必ずしも綺麗になるとは限らないと考えておきましょう。
  • 靴のかかとの修理方法

    靴のかかとの修理方法
    靴のかかとの修理方法は、主にゴムソールを貼りつけたり、張り替えて対応します。靴のベースとなる本体まで擦れていなければ綺麗になって帰ってくるでしょう。

    本体まですり減っていない場合は安価な修理代ですが、本体まで擦れてしまっている場合は高額な修理費になることがあります。すり減りを防ぐためにボンドのようなものでかかと部分を保護したり、定期的にかかと部分を修理しておくことをお勧めします。

    かかとの修理であってもメーカー修理になると高額になりがちです。最近では修理屋さんが増え、気軽に修理に出せます。
    かかとであれば早ければ即日で修理でき、価格は税込みで大体3000円前後です。自分で修理する方法がありますが、100均に売っているキットなどの場合はうまくいかないこともあります。その場だけどうにかできればというのであればいいですが、しっかりと自分で修理するのであればきちんとしてものを購入しましょう。
  • 靴のヒールの修理方法

    靴のヒールの修理方法
    靴のヒールの修理方法は、主に巻きなおしでの修理になります。薄い傷程度であればクリームで補修できますが、傷を消したいという場合は巻きなおしです。
    巻きなおしとはヒール部分を外し、革を一度全部剥ぎ、新しい革で巻きなおすリペア方法です。

    ヒールが折れてしまったという場合は別途見積もりになりますが、巻きなおしであればその場で金額を聞くことができるでしょう。ただ巻きなおしの場合、工場に送っての作業になることがほとんどです。

    また、ヒールの巻きなおしができるものとできないものがあります。黒一色というものであれば問題ありませんが、柄があるものなどは基本的にメーカー修理になります。

    ヒールは傷が入りやすく、めくれやすいため、普段から気を付けた方がいいでしょう。

    修理屋さんに依頼した場合は大体工場での修理で、8000円前後からの修理費になります。自分での修理は難しく、修理を依頼した方がいいでしょう。
  • 靴のつま先の修理方法

    靴のつま先の修理方法
    靴のつま先の修理はできるものとできないものがありアウトソール側の修理はつま先の張り替えなどで修理ができ、すり減ってしまった部分を綺麗にできます。
    婦人靴のポインテッドトゥなどの表面側の擦れやすい部分はパテで埋めたり削ったりする必要があるので綺麗になりません。

    つま先のアウトソールは補修するだけでなく、紳士靴であれば鉄板を入れて擦れづらくする方法もあります。くぎを打つ必要があるので婦人靴のようにソールが薄いものはできませんが紳士靴の場合はアウトソールに厚みがあるので作業可能です。歩き方の特徴で前のめりになるという方は長持ちさせるために鉄板を入れてもいいでしょう。

    修理屋さんにつま先のアウトソールの張り替えをする場合、税込みで大体2000円前後ぐらいからの修理費になります。

  • 靴のソールの張り替えとは

    靴のソールの張り替えとは
    靴はアウトソールと本体を分解することができるものがほとんどです。長く使用した靴でも、アウトソールを張り替えることで綺麗にすることができます。

    婦人靴の場合はアウトソール部分が無く、修理に時間がかかったり修理ができないこともあります。紳士靴のように長く使用するように作られていないので、こまめに修理をするなど普段からの対策が重要です。

    最近では婦人靴でもラバーソールを張ることで滑りづらく、交換できるようにしてあるものがあります。
    紳士靴の場合、安いものは接着剤でアウトソールを貼り付けていてうまく張り替えができない場合もあります。張り替えを依頼してもいいですが、リーズナブルな靴の場合は、張り替えるよりも新しく購入した方が安い場合があります。
    きちんとした革靴であれば縫製をほどいてアウトソールを綺麗に張り替えて一新することができます。

    アウトソールの張り替えを修理屋さんに依頼すると、安いアウトソールで税込み8000円前後から、レザータイプになるとより高額になります。期間は数日以上かかることが多いのですぐに交換できない部分です。
  • まとめ

    靴は状態によってリペアをして使うか、新品を購入するかを判断することになります。

    靴は基本的に本体部分とインソール、アウトソールに分解することができます。分解したとき、本体部分以外は取り換えて綺麗にすることができるので、綺麗にしたい部分を交換して使えばお気に入りの靴を捨てる必要はありません。
    ただ表面の傷は綺麗にならないことがありますので、リペアする箇所を確認してよく考えましょう。

    かかと、ヒール、アウトソールなどはリペアで綺麗にできます。素材によりますが、インソールや靴の内側もリペアすることもできます。もしも高かった靴、思い入れのある靴でまだまだ使いたいというものがあるときは靴の修理を検討してはいかがでしょうか。もっと長く使用することができるので、納得いくまで使いたおせるでしょう。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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