2021/08/02ルイヴィトンのアイコンバッグ【アルマ】

今回はルイヴィトンのアルマに関して、その歴史から仕様変更までご紹介したいと思います。

• アルマ

  
  ルイヴィトンのアルマという名前のバッグをご存知でしょうか。
  アルマはコロンとした楕円系の形をしたバッグで、ルイヴィトンの歴史の中でも変わらず気のバッグです。ルイヴィトンを代表するモノグラムラインにはもちろん、エピ、ヴェルニ、限定ラインにも多く取り上げられる事でも有名です。
  
  最近ではショルダーストラップを付属したモデル・アルマＢＢという少しだけマイナーチェンジしたバッグも登場しており、いつの時代も多くの女性を華やかに、女性らしさ溢れ、凛とした輝きのあるバッグとしてルイヴィトンのアイコンバッグ的な存在を担っています。また、歴史のあるバッグですから、母から娘へと受け継がれているバッグともいえますね。

• アルマの歴史

  
  ルイヴィトンのアルマは、1934年にスクワイヤーバッグ(騎士が持っているバッグ)からインスパイアし誕生しました。アルマはあのココシャネルが、ルイヴィトンにオーダーした事でも有名です。
  
  1955年に手が加えられ、シャンゼリゼというモデル名に改名されましたが、さらに改良が加えられ、1992年にエレガントなシティ派向きなバッグとしてアルマという現在のアーチ状のバッグが完成されました。
  当時はやや大き目のサイズが人気で旅行用のサブバッグとして多くの女性の方から愛用されました。
  
  ルイヴィトンの鞄はフランスの地名に沿ったモデルが数多くありますが、アルマは、パリの街並みに流れるセーヌ河をかけるアルマ橋から取ったと言われています。アルマはその後、ルイヴィトンのアイコンバッグとして存在し続け、色々なコレクションにも登場しています。
  
  

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• アルマはマイナーチェンジしている？？

  
  ルイヴィトンのアルマはルイヴィトンの歴史上長年登場している人気のバッグですが、実は何度かマイナーチェンジをしております。
  
  最初のアルマは、内側にポケットが一つだけでの状態でしたが、内部ポケットに携帯用のポケットが加わり、底面が傷つかないようにしてほしいというユーザー様のご要望から、バッグの底面に底鋲を付けました。
  バッグの底鋲は、2012年頃からのアルマに付けられており、そのタイミングでこれまでのアルマとは品番も変わりました。
  
  現在では底鋲に加えて、内部のパッチポケットのみに変更になっており、スマホもかんたんにしまえる状態になりました。
  余談ではありますが、アルマに底鋲を付けた事は、一部のファンからは「ころんとしたアルマらしさがなくなるのでは…？」と懸念のお声もあったそうです。改めてアルマの歴史の長さに感嘆します。

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