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2021/08/02日焼け止めが付いた洋服の汚れの落とし方。シミや変色はちゃんと落ちる

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日焼け止めが付いた洋服の汚れの落とし方。シミや変色はちゃんと落ちる

日焼け止めが洋服について汚れてしまったということはありませんか?もしくは夏場に塗った日焼け止めが襟回りなどについて洋服が汚れてしまうということはありませんか?今回は日焼け止めが付いた洋服を綺麗にする方法をご紹介します。

日焼け止めは夏場には必需品ともいえる時代になり、女性、男性問わず塗っている方が多くなってきました。日焼け止めは汗で流れづらいように水分をはじくように作られているため、洗濯では落ちづらく、洋服についた場合クリーニングをしないと落ちないと考えているのではないのでしょうか。

今回は日焼け止めが付いた洋服を綺麗にする方法をご紹介するとともに、変色の原因になるNG例も併せてご紹介するので、あきらめずに綺麗にしましょう。

  • 日焼け止めが洋服についても落とし方がある

    日焼け止めが洋服についても落とし方がある
    日焼け止めが洋服についたとき、普通に洗ってもシミになって落ちないからクリーニングに出すと考えている人もいると思います。

    日焼け止めが洋服についた時には落とし方があります。普通に洗濯機で洗っても日焼け止めは落ちません。ウォータープルーフタイプの日焼け止めがほとんどですので、水洗いになるおうちでの洗濯では落ちません。
    女性の方はファンデーションが付いた洋服を洗ってもファンデーションが落ちなくて困ったことがあると思いますが、日焼け止めと同じく油分が水をはじくため落ちないことが原因です。

    洗うときにはひと手間必要ですが、手間をかければ落とすことができますので、あきらめずにチャレンジしてみてください。
  • 日焼け止めが付いた洋服、落とし方を間違えると変色する

    日焼け止めが付いた洋服、落とし方を間違えると変色する
    日焼け止めが付いた洋服の洗い方を間違えるとピンクになります。

    最近の日焼け止めのほとんどは水で落ちない、汗で落ちないというのをうりにしています。普段使うときすぐに落ちてしまっては困るので、頑固なものほど喜ばれますが、洋服についてしまった場合も頑固な汚れとなって残ってしまいます。日焼け止めは最初は目立たず気づくとシミになっていることが多いので白物の洋服であれば焦って塩素系漂白剤を使用することがありますが、塩素系漂白剤を使用すると日焼け止めと反応してピンクになります。

    更にピンクになったからと強い塩素で脱色しようとすると塩素ヤケを起こし、洋服自体が黄ばんでしまいます。焼けてしまうと還元型の漂白剤が必要になるので注意が必要です。
    日焼け止めは普通に洗うだけでは落ちないことが多く、洗う際にはひと手間かけて洗わないと洋服に残ってしまいます。夏場は色が薄いもの、白物が多いと思いますが、シミが目立ちやすい色でもあるので洗い方には注意しましょう。

  • 日焼け止めが付いた洋服はどうなる

    日焼け止めが付いた洋服はどうなる
    日焼け止めが付いた洋服は最初のうちは気づきませんが、時間経過によって黄色く変色していきます。

    日焼け止めがついてすぐのうちは、日焼け止めのシミは白い状態です。この状態のときには目立ちづらいでしょう。時間が経過するにつれて色が変わり、黄色に変色してしまいます。変色する前に早めに綺麗にできれば変色しませんが、大体の場合普通に洗って見た目では綺麗になって落ちたと思って時間が経過してしまうことで色が変わってしまいます。

    この黄ばんだように変色してしまった日焼け止めを洗剤だけで綺麗にならないからと塩素系漂白剤で白くしようとするとピンクに変わってしまうので、日ごろから酸素系漂白剤を使用するようにしましょう。
  • 日焼け止めのついた洋服の洗い方

    日焼け止めのついた洋服の洗い方
    日焼け止めのついた洋服を洗うときにはひと手間加える必要があります。

    日焼け止めは水をはじくように油分が含まれています。まずはこの油分に対して対策をする必要があります。
    まず女性の場合は化粧品を落とすときに使用するクレンジングオイルが使いやすいでしょう。クレンジングオイルを日焼け止めが付いた面の裏側から歯ブラシで塗ってたたき出すと落ちやすくなります。そののちに食器用洗剤でもみ洗いしてから洗うことで落ちる場合がほとんどです。

    クレンジングオイルが無い場合はベンジンを使用して同じ処理を行うことができますが、ベンジンの場合は化学繊維に使用できないことが多いので気を付けましょう。

    基本的に油分を取り除いてからシミ抜きの処理をすることで日焼け止めを落とすことができます。染み抜きに関しては下の記事で詳しく紹介していますのでこちらもご覧ください。

    >>古着のシミ抜き!古着を驚くほどキレイに洗濯する方法
  • まとめ

    日焼け止めがついてがっかりした洋服でも、きちんとした手順で処理すれば綺麗にできます。

    日焼け止めを落とすことができないまま時間が経過すると黄ばんだような色に変色します。この変色した日焼け止めを白くしようと塩素系漂白剤を使用するとピンク色に変わってしまいます。間違った対処法を行わないよう気を付けましょう。
    首回りなど日焼け止めが直接触れる部分には、ベビーパウダーを塗っておいたり、小さいシミなら固形せっけんやお湯で簡単に落ちることがあります。

    なかなか落としづらい日焼け止めであっても、きちんとした手順で対処できれば、放置してしまった日焼け止めでもきれいにできます。クリーニングに出さないと思っていた汚れやシミであってもちゃんと落ちますので、あきらめずにチャレンジしてみてください。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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