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2021/08/02古着の定番リーバイス505の年代別価値とは??

古着の定番リーバイス505の年代別価値を考えます。多くのコレクターがいるリーバイスですが、どういったものにどのくらいの価値が付くのかご存知ですか?

リーバイスにはヴィンテージ評価が付くアイテムが存在します。20年ほど前に一度流行り、その時に新品を買いこんでヴィンテージになるのを待った方もいるぐらいです。

今回はリーバイス506でどういったものに価値が付くのか、どういったものに人気があるのかをご紹介いたします。
  • 根強い人気のリーバイス!その価値はどれくらい?

    今も根強い人気を持つリーバイスですが、リーバイスそもそもはどのくらいの価値があるのでしょうか?

    ファストファッションブランドでもジーンズが安価に購入できる中、根強いファンを魅了するブランドリーバイス。フリマアプリやオークションサイトでも頻繁に取引されており、特に505シリーズは501に次いで高い人気を誇っています。

    特にヴィンテージ物と呼ばれる希少性の高いモデルの場合、5万円から10万円を超える価格で取引され、その人気ぶりをうかがい知ることができます。

    ただ、現在ではアウトレットが展開されたり、元々の価格から、新しいリーバイスのデニムは中古ではなく新品をお店で購入してしまう方が殆どになっています。ヴィンテージ以外は中古向きというよりかは、実用向きと言えるでしょう。
  • 505の価値を決める要素は何?

    505の価値を決めるのは一体どのような要素があるのでしょうか。

    1960年代に誕生したリーバイスの505は「コレクター泣かせ」と呼ばれるほど特徴にバリエーションがあるため、ヴィンテージ物かを判別するのが大変難しいシリーズと言われています。

    価値を決める要素としては、その製造年の古さです。境目は60年代か70年代かで分かれ、60年代は「ヴィンテージ」、70年代以降のものは「オールド」と呼ばれコレクターの間では区別されており、61年代の古いものほど高価で取引されています。
    ヴィンテージの中でも、その希少性や状態により価値が異なってきます。腰の背面に位置する箇所にあるタブやパッチと呼ばれる「LEIVI'S」の刻印がされたタグの状態、ジーンズの色の落ち具合、破れや傷の有無などで価格が変動します。
    また、ウエストサイズとレングス(股下)のサイズが標準的なサイズのものほど需要が高く高価になる傾向があります。

    どんなにヴィンテージとも言えどリメイクをしていたり、極端な裾上げや、状態が悪いと評価は著しく下がります。綺麗な状態の物はヴィンテージでは数が少なくコレクション価値が跳ね上がりますので、高額になることが多くなります。

  • LEVIS505シリーズの年代を見分けるには

    505の希少性を判別する要素は、まずはジッパーがどこのメーカーのものかです。「GRIPPER ZIPPER(グリッパージッパー)」や「CONMAR(コンマー)」であれば60年代に作られたもので、「TALON42(タロン)」「SCOVILL(スコービル)」のものであれば70年代に製造されています。

    次に分かりやすいのが、チャック上にあるトップボタンです。裏の刻印が「1桁」であれば60年代、「2桁」であれば70年代です。また、背面ポケットの裏ステッチが鎖のように縫われている「チェーンステッチ」の場合は70年代後半に製造されています。

    ポケットのサイドに縫い付けられている「耳」で判別する、という方もいるようですが、60年代のものにも70年代のものにも赤耳のものがあるため、「耳」だけでは判別ができません。しかし、505シリーズでは耳自体がないものが多いため、耳付きのモデルは60年代・70年代問わず希少性が高く高価になります。

    そして、リーバイスはモデルチェンジの際に特有の、前モデルと後継モデルの両方の特徴を持ち合わせたディテールを持つものがあります。
    年代を判定する特徴が多数あり、そのうえモデルチェンジ過渡期のハイブリッド版があるため、年代の特定が難しいことが506シリーズが「コレクター泣かせ」といわれるゆえんです。
  • 最後に

    リーバイスは506を始めとして、様々なヴィンテージアイテムが存在しています。

    価値が高い物も多いですが、見分けるのは困難です。ヴィンテージ品は今の基準とは違う為、見た目が違うのは勿論、同じ時代でも細かな違いが生まれる特徴があります。

    どの年代にもその時代背景があり姿かたちを変えています。奥深いリーバイスの世界をぜひ楽しんでください。


この記事を監修した担当者

  • エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。