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土屋鞄製造所
2016/05/03土屋鞄の魅力とは

メイドインジャパンにこだわり続ける日本のブランド「土屋鞄」
土屋鞄がなぜ人気があるのか。今回は土屋鞄の歴史とこだわりからご紹介します。
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土屋鞄ヒストリー
1965年に創業した土屋鞄。正式名称は土屋鞄製造所と言います。
創業者は土屋國男氏という方で、本当に良いモノを世の中に広げたいという想いで土屋鞄製造所を立ち上げました。
土屋鞄は子供たちにランドセルを作るところから始まります。
6年間を共にするランドセルに真剣に向き合う職人たちは真剣に向き合い、荷物や思い出が詰まっても壊れない頑丈なランドセルの製造を開始します。
そのノウハウを生かした技術は大人が使用する鞄へと移り変わり、使っていくうちに相棒の様な、家族の様な、親友の様な、あなたにとって普通で欠かせない存在でいて欲しい。そんな想いが込められています。
人の手で、一つ一つ丁寧に作られている土屋鞄は日本が送り出すホンモノの革製品である事が分かります。 -
小さな工房からの始まり
はじめはふたりの職人から始まった土屋鞄製造所。
小さなランドセル工房でした。そして50年の間に少しずつ少しづつ新しい仲間を迎え入れていきます。
そして、その中には日本の職人技を未来につなぐ、若い世代も多くいます。
土屋鞄の製品は、「もの作りが好き」という若いエネルギーと、「ずっと、これだけをやってきた」という熟練の、まっすぐなパワーによって作られている誠に職人気質を感じるブランドです。
世代を超えて技術をつなぎ、メイドインジャパンの品質を高めていくことも、土屋鞄の信条なのです。 -
土屋鞄に使われる姫路レザー
土屋鞄は大新産業というタンナーが提供しているレザーを使用しています。
大新産業は、兵庫県姫路市で大正末期から革作りを始めている皮革産業が集まる地域にあり、創業は87年にもなる老舗です。
姫路レザーの特徴はクロムを希望通りに自由に抜き取り、タンニンの割合を自由に調整する事に成功。タンニンの割合で七色にレザーの仕上げる事に成功しました。この技術は姫路レザーにしかない職人技なのです。
大新産業の職人は革をなめす作業も多くの工程を踏み、妥協という妥協は一切許さず、200枚の鞣し終わった革の中から使用されるレザーは15枚という徹底ぶりがそのプライドの高さを感じさせます。 -
最後に
土屋鞄は素材、作業に一切の妥協をせず、高い品質でものづくりを行うブランドです。
ランドセルの製造から始まり、それを他のカバンに展開した経緯があり、使いやすさ、丈夫さなど他のブランドではなかなかないものです。
本物を使いたい、いいものを持ちたいという方がたどり着くブランドではないでしょうか。モノづくりへの姿勢が評価されたブランドですので、今後も長く愛されるブランドでしょう。