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2021/08/02人気のアウター フライトジャケットMA-1の魅力や歴史

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人気のアウター フライトジャケットMA-1の魅力や歴史

フライトジャケット「MA-1」というアウターをご存知でしょうか?
ミリタリーやアメリカンカジュアルファッションにおける定番アイテムともいえるフライトジャケットには、いくつか種類があり、その中でもMA-1は世界的に高い人気を誇ります。
今回は、そんなフライトジャケットの原点である「A-1」についてご紹介するとともに、「MA-1」の歴史と、多くの人をファンにする魅力に迫ります。

  • パイロットの防具として作られ始めたフライトジャケット

    パイロットの防具として作られ始めたフライトジャケット
    フライトジャケットの始まりは、第一次世界大戦頃とされています。フライトジャケットは、軍用飛行機に搭乗するパイロット向けにアメリカ空軍がつくったウェアです。
    フライトジャケットが登場するまで、パイロットはアレンジされた自動車やバイク用のウェアを着用していたとされています。ジェット機の時代に突入して問題となったのが、上空での環境でした。飛行高度が高くなり、飛行中の過酷な環境からパイロットを守るウェアが必要となったのです。そこで誕生したのが、フライトジャケットです。

    パイロットのためのフライトジャケットが注目されるようになったのは、第二次世界大戦後でした。戦場で功績を築いた航空隊のパイロットは、アメリカ国民の憧れの的です。パイロットたちが着用するフライトジャケットは、一世を風靡するウェアとなりました。
    フライトジャケットは軍用機のアウターとして制作しているため、国の威信をかけてつくられたとされています。初期のフライトジャケットの生地には、耐久性や吸湿性、防寒性に優れたホースハイド(馬の革)が使われており、フロントはボタン式です。1930年代に入ると、フロントにはジッパーが導入されるようになりました。そして生地は、革不足などもあったことから新たに開発が行われ、主流はナイロン製へと移っていきました。

    軽量かつ保温性に優れた高品質ナイロンは、1940年代後半くらいから登場したフライトジャケット「MA-1」で起用されました。
    MA-1は完成度が高く、長期間にわたって採用されファッションアイテムとしても注目を集めるようになりました。その人気は、アメリカだけでなく世界的にもファンを持つようになったのです。日本での最初のブームは1980年代でした。映画「トップガン」で着用されたことから、若者の間で流行りました。
    最近はアメリカンカジュアルやミリタリーファッションが流行していることもあり、MA-1は再ブームとなり、おしゃれな人たちの必須アイテムとなっています。
  • 現在もトレンドのアイテム「MA-1」とは?

    現在もトレンドのアイテム「MA-1」とは?
    フライトジャケットのルーツ「A-2」が注目を集めています。コアなファンも多いとされるA-2の魅力はどのようなところにあるのでしょうか。
    A-2は、1920年代から1930年代までと製造されていました。使用されている生地は、ホースハイド(馬の革)。着るほどに艶が出てきて表情を変え、魅力を増す高級素材です。

    ホースハイドは、羊革より軽い繊維。A-2はホースハイドでつくったことにより、軽量化を実現しています。デザイン面では、フロントがボタン式という点が特徴的です。A-2のフロントポケットが小さく前よりの配置だという点やシルエットがタイトという点、そしてMA-1と同じく襟と袖と裾はリブ編みという点は、現代ファッションの哲学にマッチ。おしゃれ感が高く改めて注目を集め、高い人気を誇っています。また、A-2に適した革の厚みや面積、表面状態のホースハイドは少ないため、A-2は稀少価値があり魅力的です。

    これまで、A-2は日本でブレイクしたことがなく、まわりの人と違ったファッションが楽しめるところも人気に拍車をかけているのかもしれませんね。

  • アメリカ軍の革ジャケットとしても人気が高い「A-2」とは?

    アメリカ軍の革ジャケットとしても人気が高い「A-2」とは?
    フライトジャケットのルーツ「A-2」が注目を集めています。コアなファンも多いとされるA-2の魅力はどのようなところにあるのでしょうか。
    A-2は、1920年代から1930年代までと製造されていました。使用されている生地は、ホースハイド(馬の革)。着るほどに艶が出てきて表情を変え、魅力を増す高級素材です。

    ホースハイドは、羊革より軽い繊維。A-2はホースハイドでつくったことにより、軽量化を実現しています。デザイン面では、フロントがボタン式という点が特徴的です。A-2のフロントポケットが小さく前よりの配置だという点やシルエットがタイトという点、そしてMA-1と同じく襟と袖と裾はリブ編みという点は、現代ファッションの哲学にマッチ。おしゃれ感が高く改めて注目を集め、高い人気を誇っています。また、A-2に適した革の厚みや面積、表面状態のホースハイドは少ないため、A-2は稀少価値があり魅力的です。

    これまで、A-2は日本でブレイクしたことがなく、まわりの人と違ったファッションが楽しめるところも人気に拍車をかけているのかもしれませんね。
  • 動画で見るフライトジャケットの魅力

  • ■最後に

    今回は、フライトジャケットの中でも人気を誇る魅力をご紹介しました。ここで紹介したMA-1とA-2は、アメリカ空軍がつくっているオリジナルモデルです。
    最近は、カラーも豊富でカットデニムなど、さまざまな生地でつくられた商品が、タウンユース用のMA-1として販売されています。

    オリジナルのMA-1と印象が変わり、ファッションの幅が広がる楽しみもあるでしょう。商品価格も幅広いので、ご自身に合ったMA-1を購入してみてはいかがでしょうか。
    シーズンごとに流行りのサイズ感がありますので、その点に注意すればトレンドを外すこともありません。ジャストサイズで着るのかオーバーサイジングできるのかは、トレンドをファッションに取り入れる重要なポイントです。購入の際は、着用しサイズ感を確かめてから購入してみてください。ぜひ、お気に入りの一着に出会ってください。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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