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2021/08/06洋服に漂白剤を上手に使うには?おすすめの使い方

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洋服に漂白剤を上手に使うには?おすすめの使い方

洋服を漂白剤を使用して洗っていますか?洗濯で汚れを落とすなら漂白剤を使用することをおすすめします。今回は洋服を洗う際に、漂白剤を上手に使う方法と、漂白剤の種類をご紹介し、日ごろの洗濯で失敗しない方法を説明します。

洋服に使用する漂白剤には複数の種類があり、種類によってできることや衣類へのダメージが変わります。洗剤だけでは落としきれない汚れや臭いを取りたい場合に使用するものと、色を抜きたいときに使用する漂白剤では種類が違います。間違えて使用すると綺麗にならなかったり、色落ちしてしまったり、生地がボロボロになってしまいます。

今回ご紹介する漂白剤の使い方と使用する際のポイントをおさえて、しっかりと効果を確かめてください。

  • 洋服は漂白剤を使用して洗濯してもいい

    洋服は漂白剤を使用して洗濯してもいい
    洋服は漂白剤を使用して洗濯しても問題ありません。

    漂白剤と聞くと色が抜けるイメージがあり、消毒目的などで布巾などを消毒するときに使用する時以外には使用しないという方がいらっしゃるかもしれません。
    ただ漂白剤といっても複数種類があり、洗濯で使用する漂白剤次第で色落ちせず使えます。通常使用するものは色がほとんど落ちないものの方が多く、正しく使用すれば生乾きの臭いを取ることができたり、防ぐことができます。また、洗剤だけで落ちない汚れやシミなどを落とすことも可能です。

    洗濯後の洗剤残りを気にし、漂白剤も残って肌に影響があるのではと考えている人もいますが、本来の適正回数のすすぎで影響が出ないように作られています。使い方次第なので気にしすぎない方がいいでしょう。
  • 洋服は毎回漂白剤を使用して洗ってもいい?

    洋服は毎回漂白剤を使用して洗ってもいい?
    漂白剤は毎回使用しても問題ありません。洗濯時に使用しますが、塩素系や還元系でなければ問題ないでしょう。

    漂白剤を使用すると、通常の洗剤以上の洗浄力になっています。洗剤だけでは落としづらい油性系の汚れである皮脂汚れを落としやすくなったり、皮脂汚れから発生する生乾き臭などの雑菌を落としたり、シミや変色をとることができたりするため、漂白剤は使用できるときには使用しておくと綺麗に保つことができます。

    ただ通常よりも洗浄力が高くなると生地へのダメージが気になります。繊細な生地で、いたわっておきたいという場合には数回に一回程度の使用にするなど頻度を変えてみてはいかがでしょうか。量を減らすと何の効果もないので、適正な量を使用して、頻度を減らすことをおすすめします。

    一般的な洋服であれば、買い替え前提で購入していると思いますので、痛みを気にするほどでもありません。また、あまり使用しないというものであれば痛みを気にするほど洗うことはないと思いますので気にする必要はないでしょう。ただし塩素系漂白剤の場合は生地が急激に傷むので、ここぞというときに使用しましょう。

  • 漂白剤の種類

    漂白剤の種類
    洋服に使う漂白剤には種類があります。ダメージの出やすさ、汚れを落とすタイプなのか汚れの色素を壊すタイプなのか、変色原因を還元するタイプなのかによって変わります。根本的な原因を解決する必要があるため、使い分けるといいでしょう。

    酸素系漂白剤
    最も汎用性が高く、普段使いに適しているのはこの酸素系漂白剤です。汚れを落とすことに優れ、色移りや色落ちの心配がほとんどなく、色柄物にも使えます。液体タイプは効果がやさしく絹やウールなどに使用でき、粉末タイプは効果が強く汚れやシミをしっかりと落としてくれます。一般的な名称だと、ワイドハイターやオキシクリーンなどです。

    塩素系漂白剤
    白物にしか使用できず、特に綿製品にしか使用できませんが、色素を破壊して白くすることができるのが塩素系漂白剤です。
    消毒目的で使用される塩素を使用した漂白剤です。基本どんなものも白くすることができますが、色柄物の場合色落ちどころの話ではなく白抜けしてしまいます。また、繊維が急激に傷むので、基本的には厚手の白のタオルや布巾などをたまに綺麗にするだけにとどめましょう。

    還元系漂白剤
    還元系漂白剤は非常に特殊な漂白剤で、一般的な家庭ではあまり使用するものではありません。還元系漂白剤は、文字通り還元することで漂白をするものです。具体的にはサビなど時間経過で変色をした付着物を還元することによって変色を戻すために使用します。
    サビ以外だと、塩素系漂白剤によって焼けて黄色くなってしまったものを戻すこともできます。用途が限られるのと、変色以外のもともとあった色を変色させてしまうこともあるのであまり使用されていません。
  • まとめ

    洋服に漂白剤を使用する際には、用途に合わせて種類を使い分ける必要があります。

    衣類から臭いや汚れをとりたいというのであれば酸素系漂白剤を使用します。また酸素系漂白剤にも種類があり、液体タイプはあまり生地を傷めたくない時に、しっかりと落としたいときには粉末タイプを使用しましょう。酸素系漂白剤は金属が使用された洋服には使用できないので気を付けましょう。
    単純に白物についたシミなどを綺麗にしたいというときには塩素系漂白剤を使用できます。ただダメージが強いため、衣類には使用しづらいので布巾などに使用する程度にとどめましょう。
    還元系漂白剤はサビや塩素ヤケしたものを還元して綺麗にしたいときに使用します。一般的なシミなどには使用できないので注意しましょう。

    酸素系漂白剤であれば選択の際に毎回使用してもいいですが、ダメ―ジを気にするのであれば使用する頻度を変えて対応しましょう。

    漂白剤は使い方を間違えなければ綺麗にするときに役立ちます。もしも漂白剤を使用しても臭いが取れない、という場合には、洗濯槽が汚れていたり、洗浄力が足りていないことが考えられます。洗濯槽を綺麗にしたり、酸素系漂白剤であれば、お湯で洗ってみることで解決するかもしれません。日ごろから適切に使用して、すっきりと洋服を洗いましょう。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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