CATEGORY 洋服

2021/08/06並行輸入の洋服は何で見分ける?日本国内の商品との違いとは

洋服

  • LINEで送る
並行輸入の洋服は何で見分ける?日本国内の商品との違いとは

並行輸入の洋服はどこで見分けるかご存知でしょうか。今回は自分の洋服のどこを見たら並行輸入品だとわかるのかをご説明します。

国内の大手セレクトショップや百貨店、ブランドのショップで購入したものはもちろん国内正規代理店を通っているものですので特に気にする必要はありませんが、インターネットや個人ブティックなどで購入したものに関しては並行輸入品の可能性があります。
並行輸入の洋服の場合、サイズが違う、国内に流通していないもの、国内の代理店で保証などを受けられないという面がありますが、安く買うことができることができるのでネットで購入すると並行輸入品が混じってきます。

今回はどういうものを並行輸入された洋服と呼ぶのか、またどこを見ればわかるのかをご紹介します。

  • 並行輸入品の洋服はタグをチェックするとわかる

    並行輸入品の洋服はタグをチェックするとわかる
    並行輸入の洋服の場合は品質表示タグを確認するとわかります。

    国内正規代理店を通ったものに関しては必ず正規代理店が日本語で品質表示と代理店名が記載されたタグを取り付けます。これは法律で定められているものですので、絶対についているものです。
    法律上容易に外れないようにする必要があるので基本的には他のタグと一緒に縫い付けてあることがほとんどです。ごくまれに外そうと思えば外せるようにしてあることがありますが、その場合は自分で外しているので気づくはずです。

    この代理店タグが無いものは並行輸入品として扱われますので、国内の代理店はこのタグを判断してサポートするかどうかを決めています。洋服の場合はお直しをしたり、修復をするかどうかをここを見て判断しています。

    独占禁止法的には必ず受けなければならないことになっていますが、部品やパーツの個数を理由に断れてしまうので受けないところは受けないスタンスです。保証を受けたければ国内のものを購入しタグを外さないようにしましょう。
  • 並行輸入の洋服でも日本国内の商品と基本的に一緒

    並行輸入の洋服でも日本国内の商品と基本的に一緒
    並行輸入の洋服の場合何か違うことがあるのではないか、と思うかもしれませんが基本的には同じものが流通しています。

    ただし、ブランドによっては日本に輸出するものは日本の気候に合わせて調整してあったり、サイズを小さくしていることがあります。その場合は国内の同じものと比べたときにサイズが大きいということや、ダウンの量が多くて暑いということがあります。
    いつも日本で購入しているときにMサイズなので並行輸入品でもMサイズを購入、と容易に購入すると一回り大きいということもありますので必ずサイズのチェックを行いましょう。

    ブランドによっては日本限定品、または日本未発売品などがあります。日本限定品にはもちろん並行輸入品は存在しません。日本未発売品は並行輸入でしか手に入れることができません。

    並行輸入の洋服は違法ではないのか、と思う方がたまにいますが、最高裁判所が要件を満たせば適法と認めています。その中に、ブランドが販売しているものと同一のものである必要があるので、安心しても大丈夫でしょう。

  • 並行輸入品だと安く買うことができる。

    並行輸入品だと安く買うことができる。
    並行輸入の洋服を購入するメリットとしては通常よりも安く購入できるということがメリットとして挙げられます。

    国内定価よりも安く購入できる理由としては、国内代理店が間に入る際、関税や手数料が発生し、更に代理店の利益を上乗せしている分がなくなります。更に為替相場の問題で、円高の時に購入すると安くで仕入れることができるので、その分安く販売できます。

    洋服の場合は金相場などがかかわるジュエリーなどと違い単純に円高円安の影響だけですので、円高の時は国内正規品よりもずっと安く購入できる可能性が高いという特徴があります。
    販売価格に関しては代理店ではないので国内定価を気にする必要が無く、並行輸入し販売する側が自由に決められます。ですからセールしないブランドのものでもセールされることがありますし、かなり安く販売することも可能です。
  • 個人輸入したものも並行輸入品

    個人輸入したものも並行輸入品
    自分で海外から直接購入する場合も並行輸入の洋服という扱いです。並行輸入の定義はブランドと消費者の間に代理店やそのブランドが間に入らないで輸入したものを並行輸入と言います。

    個人で輸入する場合海外の販売価格で購入できます。例えば海外で100ドルのものを日本で購入する場合、1ドル80円の円高の時に購入すると8000円で購入できます。逆に130円の円安の時に購入すると13000円で購入することになります。
    海外から直接購入する際には円換算にすると一体いくらで購入できるのかというのを確認して購入することになります。

    また、この個人輸入を利用しておこづかいを稼ごうという方がいます。子供服などに多く、個人輸入してそれを販売することで差額分を収入にするという方法です。円高の時に購入出来れば国内の定価を見てそれ以下で販売するということを繰り返すことで利益を出すことができます。
    日本で人気の海外ブランドでも、海外から購入すれば安く抑えることができます。子供服は子供の成長が早くサイズがすぐに合わなくなるので海外から購入して安く済ませたいという賢い方もいます。ただ海外とのやりとりで自分は個人なのでトラブルの保証はできません。

    個人で使用するうえで人気なのは中国で、非常に安く済ませられるという理由らしいです。ただ販売して利益を出そうとすると多くの人は中国の服よりも有名ブランドの方を購入したいということでなかなか売れず、売れても安いので利益にならないそうです。
  • まとめ

    並行輸入の洋服は日本の国内代理店のタグが付いているかでわかります。バッグやジュエリーと違い、タグですぐにわかるので簡単です。
    自分がネットで購入したものがどちらのものなのか気になった時にはタグを見ることですぐにわかりますので、保証してもらえるかどうかわかります。もちろん並行輸入の洋服でも保証してもらえるブランドもあります。主に日本に法人を作っているハイブランドです。間に別の代理店が無く、完全子会社を設立して代理店としているブランドは保証してもらえる可能性が高いです。

    並行輸入の洋服は基本的に日本国内のものと同じものですが、海外限定で販売されているものなどは並行輸入でしか手に入れることができません。また、日本限定品は輸入するものではないのでもちろん並行輸入品が存在していません。定価で購入しましょう。

    国内定価よりも安く購入できる並行輸入品ですが、個人で海外のブランドから直接購入することでさらに安く手に入れることができ、為替のタイミングを見計らえばさらに安く購入できます。この場合も並行輸入という扱いになります。
    海外から直接購入できる人は円高の時に仕入れることでそれを販売しておこづかいに出来ることがあります。テクニックが必要なのでマネすることは難しいですが、ECサイトを担当していた方などはチャレンジしてみてもいいでしょう。

    並行輸入の洋服にはメリットやデメリットがありますが、お得に購入したい方にはおすすめの方法です。買取を使用すれば安く購入して、売却して次のものを購入するという賢い生活ができますので、買い替えの際には売却も選択肢に入れてみてください。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル
    吉本訓典AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。

買取ブランド

エコスタイルが取り扱うブランド数は業界トップクラス!ハイブランドだけが高額なのではありません。
カジュアルなブランドやデザイナーズブランドも買取に自信があります。掲載されていないブランドもお気軽にご相談ください。

予約不要
最寄りの店舗を探す

エコスタイルの買取店はすべて駅近!駅からすぐのところにあります。
ブランド品を長時間持って歩かずに済むのでご安心ください。