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2021/08/02古着が高い理由とは?安いものと高いものの違い

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古着が高い理由とは?安いものと高いものの違い

古着が高い理由をご存知ですか?誰かが使用した古着なのに、思っていたよりも高い、古いものなのになぜこんなに高いのと感じたことがあるかもしれません。今回は古着が高い理由と、古着屋にあるヴィンテージとデッドストックの違い、古着の価格の違いの理由についてご紹介します。

古着といえばリーバイスなどのデニムアイテムや、ラルフローレンのような普段着のような古着、レザージャケットなどをイメージするかもしれません。どれも使用感があったり、古かったりで高いと感じた人もいるかもしれません。古着屋さんで並んでいるものを見て、良いと感じる人と、古い、状態が良くないと感じる人と別れるでしょう。

今回新品ではなくあえて古着を選ぼうと思った方、単純に古着が高い理由が気になった方が興味を持ってみてもらえればと思います。

  • 古着が高い理由

    古着が高い理由
    古着が高い理由はいくつかあります。ここでは古着が通常の中古の洋服よりも高くなる理由をご紹介します。

    1.ヴィンテージ品のものがある
    ヴィンテージ品は通常の古着よりもはるかに高い金額で取引されています。世界大戦期のリーバイス等、通常では考えられないほど高額になるものもあります。リーバイスは古着屋の定番なので、ヴィンテージ品があるお店であれば目立つ場所に高額で陳列されていることが多いので、古着が高いというように感じる人もいたのではないでしょうか。

    2.デッドストック品のものがある
    デッドストックになったもので、現在人気が出ているものなどは少し高めに販売されています。定価よりも安いものでも、通常の中古価格よりも高いことがあります。販売終了したものは人気が低いことが原因であることが多いので一般的に相場が低いですが、デッドストック評価になると少し価格が高くなります。

    3.基本的に1点ものである
    古着は基本的に1点ものです。当時はたくさん売られていたものも、今になるとほとんど流通していない、かつ同じ色落ち、使用感のものは出回りません。古着に価値を見出している人の中では1点ものとなるため、強気の値段設定になることがあります。

    4.輸入品が多い
    古着屋ではアメリカやヨーロッパから古着を輸入して販売していることが多くあります。海外で仕入れた古着を輸入して販売しているため、コストがかかります。国内で仕入れた中古の洋服よりも高くなることがあるのは、コスト面からも考えられます。

    5.古着がトレンドの一つになっている
    最近の洋服のトレンドの一つに古着があります。最新のルックでも、古着からインスピレーションを得たデザインのものが多く展開され、古着にも注目が集まっています。人気が高くなれば購入する人が増えるので、価格が高くなります。
  • ヴィンテージとデッドストックの違い

    ヴィンテージとデッドストックの違い
    古着が高い理由にヴィンテージ品とデッドストックをご紹介しましたが、具体的にどういうものを指すのかご存じでしょうか。

    ヴィンテージ品は、古くて価値があるもの、デッドストック品は、販売が終了している、生産が終了している人気があるもののことを指します。

    時間が経過し、現在の製法ではないものや、その当時の一時期だけ特別なつくりをしていたものなど、コレクターからすると価値が高い時間が経過したものがヴィンテージです。
    デッドストックは販売が終了し、新作が出ないもので、かつ価値があるものです。基本的に販売が終了するということは人気が無かったから終了するということが多く、多くの場合が現在になって評価されるようになったという場合です。

    古着屋では、ヴィンテージ品とデッドストック品は違いが判っていることが一般的という空気なので、あらかじめ把握してから検討しましょう。

  • 古着の価格がピンキリなのは

    古着の価格がピンキリなのは
    古着屋に並んでいる洋服で価格に大きな違いがあるのは、ただの古着の場合と、説明に出てきたヴィンテージ品などが一緒に販売されているからです。

    一般的な古着で人気が高いものは古着っぽいデザインや柄のもので、おおむね数千円~1万円ぐらいまでの幅で販売されていることがほとんどです。
    人気が高いヴィンテージ品等であれば、数万円~5万円前後ぐらいのものが多く販売されています。

    ユニクロなどの量産されたものが古着として販売されることは基本的になく、大体の場合今は手に入らない製法のものなどが古着として販売されています。人によって魅力を感じる部分は違いますが、古着としての人気によって価格が変わりますので、定価だけでは判断できないことがほとんどです。
  • まとめ

    古着が高い理由は、古着全般が高いのではなく、ヴィンテージ品やデッドストック品、古着の中でも特に人気が高いものが高くで売られているということが理由です。

    最近のトレンドの一つである古着は、古着男子、古着女子と呼ばれる人たちを作るまでに規模が拡大され、多くのスタイルを生み出しています。
    古着っぽいニット、古着っぽいコート等、古着のように見えるものも古着屋では取り扱われることがあり、解釈も広がっています。

    古着は価格が手ごろで、気軽に始められるジャンルですが、古着屋に行くと奥深さに圧倒されるかもしれません。並んでいる商品が、新品ではないのに何でこんなに高いのだろう、と思った際には、古着には人気や希少価値などが加味されているということを考えてみるといいでしょう。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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