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2023/09/22洋服に毛玉が!毛玉をきれいに取る取り方4選とやってはいけない処理方法

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洋服に毛玉が!毛玉をきれいに取る取り方4選とやってはいけない処理方法

洋服に毛玉があった時、どういう対応をしていますか?むしったりガムテープでとったりするのは逆効果です。今回はダメージが少なく、効果が高い洋服の毛玉を取る方法をご紹介しますので参考にしてください。

お気に入りの洋服に毛玉を発見した時、ショックを受ける方も多いのではないでしょうか。
すぐに毛玉を手で取って、その場をやり過ごすなんてことも多いと思います。ですが、それは一時的な対処でしかないということはご存じでしたか?
数日経つとまた、同じ箇所に毛玉ができたりします。こちらのコラムでは、きれいに毛玉を取るお手入れ方法とやってはいけない毛玉の処理方法を簡単にご紹介していきます。

  • なぜ出来る!?毛玉になる素材とできやすい条件

    なぜ出来る!?毛玉になる素材とできやすい条件
    まず初めに、毛玉が発生するメカニズムを理解しておきましょう。

    それは、保管時や着用時に生地が擦れる摩擦が原因です。


    洋服の生地同士が擦れることによって、繊維が絡み合ったり、見えないレベルの静電気が発生して、お互いの生地を傷付けてしまいます。その結果、私たちの前に、“毛玉”として現れるのです。

    次に、毛玉になりやすい素材として、ナイロン・ポリエステル・フェルト・アクリルなどが挙げられます。

    化学繊維系の素材は、素材自体の強度が強いので、擦れ合った時に大きな摩擦を起こします。また、天然素材でもウールのお品物は摩擦や経年により毛玉ができやすい素材です。また、カシミヤは柔らかい分からみやすいため毛玉になりやすい素材です。

    衣替えの時に去年着ていたニットを出してみると、毛玉ができていて、みっともなくてそのまま着られない。
    なんてことを経験された方も多いと思います。

    ウールなど天然素材のお品物でも条件によっては、毛玉が発生します。長い間クローゼットにギュウギュウにしまっているということも毛玉を発生させる要因の一つです。

    毛玉が発生するのはどういう時かご存知でしょうか?
    洋服の擦れが主な原因ですが、日常生活でどのタイミングで擦れているか想像してみましょう。

    洋服を着用した際
    ショルダーバッグやリュックなどを使っている時(※背中や肩などが擦れている)
    保管時にギュウギュウに詰めている時
    ご自宅で洗濯機を使用して複数回洗濯をした場合

    など、衣類が擦れ合う場面は意外と多くあります。

    “毛玉”を作らないように、と考えながら洋服を着ることはないと思いますが、少し気にしてみると良いかもしれないですね。
  • 毛玉を発見した時の対処法一覧

    毛玉を発見した時の対処法一覧
    見つけたくはないですが、毛玉を発見した時に対処する方法をご紹介します。

    毛玉用ブラシ
    カミソリ
    毛玉取り器
    食器用スポンジ

    上記のような身近にある物で簡単に毛玉をメンテナンスすることが出来ます。

    それぞれ使う器具によって、取り方なども違ってきますが、コツをつかむと簡単に毛玉を処理できます。

    また、対処方法としては、上記を使用してメンテナンスをすることを考えることも選択肢としてありますし、
    洋服を処分・捨てるなどの選択肢なども視野に入れてみても良いのではないでしょうか。
  • ブラシで落ちる?毛玉取りブラシ

    ブラシで落ちる?毛玉取りブラシ
    ブラッシングするだけで、簡単に手軽に毛玉が取れる、毛玉処理方法の一つです。


    意外とご存じではない方も多いようですが、ホームセンターや家電量販店のアイロンなどのコーナーに置いてあります。
    100円ショップでも販売していたり、毛玉取り用のブラシを作っている専門メーカーなどもあるようです。

    実際の毛玉の取り方ですが、ヘアブラシのように毛玉のある所をなでるように、ブラッシングしていきます。
    力を入れすぎて、強くブラッシングすると毛玉になっていない箇所の生地を傷めてしまいますので注意が必要です。

    素材に関しては、猪毛が使われていることが多いです。猪毛は程よい硬さと弾力があり、強固な毛玉なども絡めとります。

    実際に処置をする際は平らなところで、毛玉が発生している箇所をキチンと広げて、まんべんなくブラッシングしていきましょう。

    リュックやショルダーバッグなどのナイロン素材と擦れてしまった背中や肩などの広範囲の毛玉を落とすのに最適な方法です。
  • きれいに復活!顔用カミソリ

    きれいに復活!顔用カミソリ
    細かいところまでスッキリさせたい毛玉取りには最適な道具の一つです。

    コンビニや100円ショップなどで簡単に手に入ります。

    顔用のカミソリで毛玉の処理が出来ます。 ハサミを使用する方もいますが、ハサミよりは楽でしょう。
    簡単が故に、装備が簡易的なものですので、取り扱いには十分に気を付けて使用して下さい。

    ニットやカーディガン、セータなどのニット製品を手軽に処置できます。
    使い方としては、毛玉になっている箇所の根本ではなく、毛玉部分を触れるか触れないかくらいの感覚で実施していきます。

    本来の使い方ではないですが、顔用のカミソリですので、顔の毛を剃るように処理するとスイスイ毛玉が取れます。

    先に、ご紹介をしている毛玉取りブラシのように広範囲の毛玉取りではなく、こちらの方法では、脇や袖など狭い範囲の毛玉取りでキレイにしたい方におすすめです。

    カミソリの特性を活かし、小さい部分の毛玉の対処をしてみましょう。
  • 簡単お手軽、毛玉取り器

    簡単お手軽、毛玉取り器
    毛玉取りをする時に、一番最初に思い出すのは、こちらの毛玉取り器ではないでしょうか?

    毛玉が出来ている箇所に、器械を当てるだけの簡単お手軽な方法です。

    簡単お手軽な処理方法ですが、慎重に処置を行わないと、逆に毛玉ではない、生地の他の箇所を傷めてしまう恐れもありますので、注意が必要です。

    ですが、コツを掴めば、本当に手軽な処理方法です。
    毛玉取りの種類もたくさんあります。価格も形状も様々ありますので、ご自身に合う物を選んでいただければと思います。

    毛玉取り器は、機種にもよると思いますが、広範囲にも狭い範囲にも適用できる万能タイプの処理方法です。
  • 意外にきれいに!食器用スポンジ

    意外にきれいに!食器用スポンジ
    多くの方はご存知ないと思います。食器を洗うスポンジで毛玉が取れるんです!

    あの、スポンジ!?と思われる方も多いと思いますが、食器用スポンジで毛玉が取れます。
    化学繊維同士を絡めとることで衣類の毛玉が取れるという原理です。

    使う部分はスポンジの裏部分です。
    鍋の焦げや強い汚れを落とす際に使う、不繊布研磨材の部分が、毛玉取りに有効です。

    使い方としては、優しくソフトに、毛玉になっている箇所の表面をなでていきます。

    注意点としては、毛玉の箇所に対してスポンジが大きい場合は、他の処置方法と同様に、毛玉になっていない箇所を傷つけてしまうことです。

    形状に自由度がありますので、食器用スポンジではありますが、狭い範囲の毛玉にピンポイントに使う場合は、小さくカットすれば良いと思いますし、広範囲の場合は、その処置範囲に合わせて準備してみても良いでしょう。
  • やってはいけない服の毛玉をおとす3つの方法

    やってはいけない服の毛玉をおとす3つの方法
    お気に入りのニットやセーターに毛玉ができてしまうことはできれば避けたいことですが、万が一見つけた場合でも、落ち着いて処置をしましょう。

    下記の3つは、毛玉を発見した時やってはいけない方法です。

    コロコロ
    ガムテープ
    むしる

    どの方法も、やってしまいがちですが、風合いが悪くなったり、生地を傷めるだけですし、大事な洋服を出来る限り長く着用したいとお考えでしたら、オススメはしません。
    基本的に、毛玉ではない箇所の生地を傷めたり、毛羽立ちが発生するので、おすすめはしません。

    コロコロに関しては、生地を傷めるイメージはないですが、実は静電気を帯びており、ウール地の衣類などに静電気を帯びたコロコロを行うことにより、さらなる毛玉の発生を自ら行っているのと同じことです。

    ガムテープなどで毛玉を取る行動も同じことが言えます。むしるという行為は、服に直接ダメージをあたえることになりますので、絶対避けて下さい。
  • 服の毛玉の防止、対策方法

    服の毛玉の防止、対策方法
    ウールのニットやアクリル、ポリエステルなどの化学繊維の衣類が摩擦することにより毛玉が発生します。
    ということは擦れないようにすれば良いのですが、普段、着用する際に摩耗することを考えていたら、着られる物も着られないと思いますので、毛玉を防ぐための対策方法をご紹介します。

    ・洋服を休ませる 毎日着ない
    ・定期的なブラッシング 目に見えないホコリやゴミをおとす
    ・クリーニングを依頼する

    まずは洋服を休ませましょう。

    お気に入りの洋服だから毎日着たい気持ちは十分に理解は出来ますし、
    やってしまいがちですが、連続使用による摩耗は、目には見えないですが洋服に相当なダメージが発生しています。

    洋服を休ませてあげるだけでも、毛玉が出来にくくなります。
    1日着用したら、1~2日を目安として、休ませてあげると良いでしょう。

    2つ目として、定期的なブラッシングですが、着用する時と着用後のハンガーにかける時にブラッシングをしましょう。
    毛玉は生地が摩耗することによって起こる現象です。毛並みや繊維を整えることで毛玉を防ぐことが出来ます。

    また、ニットなどの洋服に付いた、小さなゴミやホコリなどが、摩擦の原因となっているケースもあるようですので、時間がある時には、ブラッシングをしてみると、長く着用できます。

    最後に、クリーニングを依頼する方法です。汚れることや、着用時に汗をかいたりする場面は必ず起きてしまいます。
    そこで、自宅で洗濯をされる方も多いようですが、洗濯方法を間違えると、洗濯時服に毛玉が出来やすくなります。洗濯ネットに入れても毛玉になりますし、気になるなら手洗いしましょう。

    時間と費用に余裕がある場合は、少し手間をかけて、クリーニングに出してみてはいかがでしょうか。
  • まとめ

    毛玉は生地が摩擦・摩耗により、出来る現象です。ナイロン・アクリル・ポリエステルなどの化学繊維、ウールなどの天然素材も毛玉になりやすいことを覚えておきましょう。

    お気に入りの洋服や、今日着ている洋服に毛玉が出来ないようにするためには、
    連続使用をしないことや定期的なブラッシングをしてみましょう。

    万が一、毛玉が出来たとしても、落ち着いて処理をすれば、長く着れますので、大事にメンテナンスをしていきましょう。

    大事な洋服は長く着たい物です。 少しの工夫で、長く着れて、愛着もわくと思います。ぜひ実践してみてください。

    もしそろそろ新しい洋服にしようかな、と感じた際にはエコスタイルがお力になります。利用しやすい方法でお気軽にご相談ください。



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この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    エコスタイル鑑定士

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