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2020/10/16洋服の虫食いを見つけたら要注意。増える前に対策を

洋服 手入れ

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洋服の虫食いを見つけたら要注意。増える前に対策を

洋服の虫食いを見つけたときはどうしていますか?今回は虫食いを見つけたときの対応や、虫食いをさせない方法をご紹介します。

冬の時期に使用したコートやセーターをしまってから、冬前の衣替えの時に取り出してみたら穴が開いていたり、線を引いたように生地が薄くなっていたことはありませんか?それは洋服を食べる虫がそこにいたサイン。ひどいと一冬で穴だらけになっていることもあります。

穴が開いた服だけよけて、他のものは穴が開いてなさそうだから大丈夫と安心していませんか?虫食いを引き起こす虫は、小さいものが多く気づいていないだけで、他の服の中に潜んでいることがあります。今回は仕舞うときに気を付けることや、虫食いを見かけたときに行うこと、衣替えで押し入れに入れた後にやった方がいいことをご紹介しますので、高かったコートなど虫食いで泣くことが無いように対策しましょう!

  • 洋服の虫食いの原因

    洋服の虫食いの原因

    洋服の虫食いの原因は、洋服についた虫の幼虫が原因です。成虫になると洋服を食べなくなるので、飛んできた成虫が卵を産んで、ふ化した幼虫が衣類を食べていることになります。

    主に衣類を食べる虫の成虫は、死ぬまでに最大100個近くの卵を産むことがあります。自然界では天敵が多いですが、人間の住んでいる家の中、更にクローゼットの中にもなれば天敵がいないので勢いよく食べていきます。主に動物性繊維であるウール、カシミヤ、アンゴラ、キャメルなどといったものを好み、更には高級な素材になるほど虫が食べやすく被害が大きくなります。

    衣類を食べる虫は、空気の流れが悪く、湿気がたまる部分が好きなので、締め切ったクローゼットやタンス、押し入れの中を好みます。冬服を衣替えで出したときに穴が開いていることに気が付くのはそのためです。一か所でも虫食いが発生していれば、その空間の中に何匹も隠れている可能性が高いので、他の洋服を守るために対策が必要です。

  • 洋服を食べる虫の種類と特徴

    洋服を食べる虫の種類と特徴

    洋服を食べる虫は一般的には大きく分けて2種類です。まず多いのがカツオブシムシ系で、次に多いのがイガです。どちらも2種類ぐらいずついるので、特徴を紹介していきます。

    カツオブシムシ系
    ヒメマルカツオブシムシ
    ヒメマルカツオブシムシは、成虫になるとまだら模様の小さなゴマのように見える虫です。幼虫時期は細かな毛におおわれた極めて小さい芋虫のように見えます。洋服を食べる際には、表面を薄く食べていくため、穴が開いたようには見えず、その部分だけ溝のようなものができる特徴があります。

    ヒメカツオブシムシ
    ヒメカツオブシムシは、成虫の時はヒメマルカツオブシムシとは違い、黒い点に見える虫です。幼虫は長く大きめ。食べ方はヒメマルカツオブシムシと同じように、表面を食べていきます。

    イガ系
    イガ
    イガの成虫は細長い蛾で、網戸の隙間を簡単に通り越してきます。幼虫は小さい白い芋虫のような姿です。衣類を食べるときには1か所にとどまりがちなので穴が開きます。

    コイガ
    コイガの成虫も細長い蛾です。幼虫も小さい白い幼虫で、細くて小さい見た目です。コイガも被害の特徴としては穴が開くように食べるという被害です。

    どの虫も厄介なのが侵入に気付かないことが多いのと、すぐに増えてしまうこと、長い間使用しないことが多い洋服についていることが多いということです。
    基本的についている虫を駆除していくことは不可能に近いため、虫に取って快適な環境を作らないということが重要になります。

  • 洋服を食べる虫はどこから入ってくる

    洋服を食べる虫はどこから入ってくる

    洋服を食べる虫がどこから来るのか疑問に思うと思います。洋服を食べる虫は基本的に小さいものが多く、もし外出中についてきても気づかないことがほとんどです。こっそりと忍んで、快適な環境になったら増えます。

    洗濯物を干しているときについている場合も多くあります。日中洗濯物を干して、取り込む際に服についていると、気づかないまま持ち込んでしまいます。その他にも網戸の隙間から入り込んで着たり、古い家だと元からいたり、外とつながっている部分から入ってきたり、経路は複数です。

    基本的に完全に防ぐことはほとんど難しいので、入ってきた後に増やさないようにする、追い出す環境にする、快適な環境を作らないということが重要です。

  • 洋服を虫に食べさせない予防法

    洋服を虫に食べさせない予防法

    洋服の虫食いを予防する方法をご紹介します。
    まず基本的なことですが、一度着た洋服はきちんと洗ってから仕舞いましょう。服についた虫を落としたり、卵を落としたりできます。できるならアイロンまでしっかり行えているとベストです。万が一卵が落ちていない、もしくは干しているときに卵が付いた場合でも熱で殺すことができます。

    長期保管の際には賢く防虫剤を使用しましょう。防虫剤は臭いが付くと考えているかもしれませんが、無臭に近いピレスロイド系の防虫剤を使用すれば気になりません。他にはパラジクロロベンゼン、ナフタレン、樟脳などがありますが、臭いが気になる方はピレスロイドを選びましょう。ただし一部の素材は使えない防虫剤があります。また、防虫剤を併用した場合、併用できないものもありますので気を付けましょう。
    防虫剤の種類によって特徴が異なります。効果が高いのはパラジクロロベンゼン、長持ちするのはナフタレン、穏やかでオーガニックなのが樟脳、臭いが付きづらいのはピレスロイドという風に、得意不得意があります。臭いに関しては数日晴れた日に干しておくとほとんど落ちますので、余裕があれば臭い付きでもいいでしょう。

    衣替えまで仕舞いっぱなしというのもあまりよくありません。晴れて乾燥した日にはクローゼットを開けて扇風機などで風を通しましょう。湿気があって空気がたまる空間が好きなので、定期的に風を通すと虫は嫌がります。余裕があれば一度服を取り出して、天気のいい日に干して虫を逃がす(虫干し)といいでしょう。

  • 洋服に虫食いが出来たら

    洋服に虫食いが出来たら

    洋服に虫食いが出来ているのを見つけた場合、周りの服やクローゼットやタンスの中に虫が広まっている恐れがあります。同じ場所にしまっていた洋服は、できれば洗ったりクリーニングに出しておきたいところです。

    卵から孵化した虫であれば、殺虫剤が効きますので、洋服を出した後に一度殺虫剤を撒いてから掃除しておくことをおすすめします。再度保存する際には防虫剤を使用することを忘れずにお願いします。

    穴が開いてしまった服は、補修したとしても目立ってしまうことが多く、がっかりしてしまいますが、ニットの場合などにはかけはぎができるので、かけはぎを行って目立たないようにすることができます。大切な服だった場合は一度かけはぎを依頼してみてもいいかもしれません。

  • まとめ

    洋服の虫食いは、防ぐことができる被害です。害虫であるカツオブシムシや、イガなどが住みづらい環境にすることや、防虫剤を使用したり、万が一ついてきてもきちんと洗濯で落としておくことで防ぐことができます。虫は汚れが付いた部分も大好物なので、出来るだけ綺麗にしておくことが重要です。

    産卵された場合はアイロンなどで熱を加えると駆除することができます。可能であればアイロンを掛けましょう。
    こういった虫は、洋服以外にもホコリなどを食べることができます。エサになる隅っこのほこりなど出来るだけ綺麗にし、衣装ケースやクローゼットには住めないようにしておけば害虫被害にあうことを防げます。

    効果的に防虫剤を使用するだけでも大きく変わってきます。選ぶときには、収納場所の大きさや、密閉具合によって変えるといいでしょう。

    虫食いができるとがっかりしてしまいます。予防できる部分は予防し、大切な洋服は大事にしておきましょう。エコスタイルでは、ブランド衣料であれば穴が開いてしまっても買取可能です。もちろん価格が下がってしまいますが、着られない服を捨てるよりか、買取に出した方がすっきりするかもしれません。ぜひご検討ください。