CATEGORY 洋服

2021/08/06ポータークラシックとはどういうブランド?

ポータークラシックとはどういうブランドかご存知でしょうか?本日はポータークラシックをご紹介いたします。

本当に良い洋服とはなんだろうかと考える事があります。デザインが良いものか。流行っているものか。機能性が良いものか。人によっても様々ですね。
私にとって本当に良い洋服とは、トレンドに流される事なく、長く、愛着を持って着る事ができる服です。そんな私の要望とマッチするブランドこそが、ポータークラシックだと思っています。
剣道着の素材を使用した服が印象的なポータークラシックですが、日本らしさを体現するブランドとしても人気が出ているのではないでしょうか。

そんなメイドインジャパン製品であるポータークラシックを魅力を少しずつ紐解いていきたいと思います。
  • ポータークラシックとは

    ポータークラシックは、吉田克幸・玲雄親子が2007年に設立したブランドで、メインドインジャパンにこだわったアイテムが、多くのファッションフリークを虜にしている日本のファッションブランドです。
    世界基準のスタンダードをブランドコンセプトに掲げ、職人におけるハンドメイドアイテムが高く評価をされています。

    私が初めてポータークラシックと出会ったのが、2011年にエコスタイル広尾店にて、刺し子を使ったベストを買取させていただいたところから始まりました。その時まだまだ情報が少なかったため、このブランドがどういったブランドなのか知る由もせず、ただただそのデザインとずっしりとした厚み、丁寧な縫製に「これは何かある!」といった直感ばかりが働きました。当時はネットオークション販売がメインだったので、ネットオークションで販売されているものや公式のページを調べて、そのブランドとしてのすごみを知り、精一杯お願いをして買取をさせていただいた記憶があります。

    ブランドを知っていく中で、ふとテレビを見ていると、ジャニーズの亀梨和也さんが、ベストジーニストで着用していたのが、刺し子でできた剣道生地のチャイナジャケットでした。初めてチャイナジャケットを見たときは芸術ともいえるようなデザインで圧倒されたのを覚えています。

    そして、すぐにネット調べるようになったり、銀座に通ったり、伊勢丹メンズ館に通うようになりました。

    【日本伝統の技術を持って、文化を守り、技術を守る。そして次世代に、孫の世代までに愛される商品を製作する】

    買取で出会ってから10年以上経過した今でも、この言葉は、私の胸に強く残っております。
  • ポーターとの違い

    ポーターとの違いがわからないという方や、ポーターはバッグのブランドじゃないの?といった方、少なからずいらっしゃると思います。

    ポーターは、吉田カバンの自社ブランドで、ポータークラシックは、先述でも記載させていただきましたが、吉田克幸・玲雄親子が立ち上げた洋服・バッグの独自のブランドです。

    吉田克幸さんは、元々吉田カバンの創業者の方で、2007年に独立し、ポータークラシックを創業しています。つまり、ポーターとポータークラシックは、全く違うという事ではなく、元をたどれば一つのブランドであったということですね。ポーターとポータークラシックがごっちゃになってしまうのも無理はありません。

    ポータークラシックは、2010年に「キチゾウ」というバッグブランドを始めており、そのキチゾウこそ、吉田カバン・ポーターの生みの親である吉田吉蔵氏ですね。

    【今も昔も良いものには変わりはない】そんなメッセージも感じます。

  • ポータークラシックの特徴

    ポータークラシックの特徴といえば、なんといっても日本の伝統的技術・素材である刺し子を使ったアイテムです。

    その中でも刺し子素材をつかった剣道チャイナジャケットやフレンチジャケットは、圧倒的な人気を誇っており、ポータークラシックの顔ともいえる存在ですね。刺し子素材を使ったチャイナジャケットやフレンチジャケットは、芸術ともいえるほどのデザインで、まさにブランドコンセプトにがっちり合っていると言っていいですね。

    初期型は、刺し子素材を使っている事には変わりませんが、質感が柔らかく、より体にフィットしたタイトなサイズになっていますが、ここ最近のは、ややゆとりのあるサイズ感に変わっており、よりクラシックな印象に変わっております。

    剣道着ジャケットには、年間生産リミットのある極上超長綿・スビンゴールドを使用しており、太く細かい編み込みが特徴です。また、剣道の有段者が着る剣道着を作る工場で一から製作されており、本物仕様のアイテムなので、非常にたくさんの時間をかけて作っている事がわかりますね。最近では、ずっしりとした重量感を減らすため、軽めの素材を使われているライトなジャケットもあります。

    そもそも刺し子素材は、寒さをしのぐための素材としてつかわれ、かつ耐久性にも優れており、ブランドコンセプトにもあるように、トレンドに左右されず、5、10年と着用できるアイテムです。機能性だけではなく、スビンゴールドの糸の段階で、インディゴ染めを施されており、経年による変化も楽しむ事ができるのもうれしいですね。

    また、ポータークラシックで忘れてはならないのがバッグです。今ポータークラシックの中で特に有名なバッグが「ニュートン」です。ニュートンは、重さを感じないバッグとして謳っており、ふとんのメーカーである昭和西川がマットレス用に開発したウレタンフォーム・ムアツをショルダー部分に採用したことで、不可能を可能に変えています。素材はナイロンや刺し子素材などから選ぶ事ができ、まさに日本の技術が結集したバッグといっても過言ではありません。

    こういった日本人の知恵や技術が合わさり、世界でも注目を浴びるメイドインジャパン製品こそがポータークラシックの誇り・特徴といえますね。
  • まとめ

    「神は細部に宿る」建築家のミース・ファンデルローエが後世にまで残した言葉です。
    まさにポータークラシックは、細部にまでこだわったミース・ファンデルローエの言葉を体現しているブランドといえます。

    今後日本が世界に注目されている中で、もっともっと日本のブランドの良さを世界に広げていきたいですね。ポータークラシック以外にも様々なブランドがある日本ですが、その中でも日本らしさをしっかりと出したポータークラシックは今注目のブランドです。

    ポータークラシックのブランド古着買取&販売はエコスタイルにお任せください。

    詳しくはこちらまで

この記事を監修した担当者

  • エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。