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2016/05/06オメガなど時計のメンテナンスについて

オメガなど時計のメンテナンスについての記事です。
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工具が無くてもできるセルフメンテナンス
お手軽デイリーメンテナンスで構いませんので時計はきちんとメンテナンスしましょう。オメガなど本格時計はしっかりとメンテナンスすれば一生モノとなります。
ムーブメントなどはプロに任せるしかありませんが、サビの原因となる水滴や汚れのクリーニングなら、普段から自分で行えます。
用意するのは爪楊枝、タオル、歯ブラシ、綿棒のみです。
さらに持っていると便利なのはバネ棒外しです。自慢の腕時計も着用のたびに汗や皮脂が付着します。保存環境によっては埃をかぶることもあります。
これらの日常的な汚れは故障につながる恐れがあるので侮ってはいけません。費用をかけずに始められる簡単なメンテナンス術を解説していきたいと思います。 -
ステップ1:爪楊枝で汚れをかき出す。
ケースとブレスの間、ケースと裏蓋の間は特に汚れが溜まりやすく、乾いたタオルで拭き取っただけでは汚れがなかなか除去できない場所です。
そんな時は爪楊枝で汚れをかき出しましょう。皮膚汚れは一度固まってしまうと取りにくいので定期的に爪楊枝で掃除しておくことをオススメします。 -
ステップ2:歯ブラシで汚れを取り除く
爪楊枝でかき出した汚れは、まだケースにこびりついていることもあります。そこを歯ブラシを使ってブラッシングしましょう。
リューズやプッシュボタン周辺のブラッシングも忘れずに。水に濡らした歯ブラシだと内部に湿気が入る可能性があるため避けましょう。
またゴールドやプラスチック素材は傷つきやすいので注意してブラッシングしましょう。 -
ステップ3:タオルまたはセーム革できれいに磨き上げる
セーム革または綺麗な乾いたタオルで風防からケース全体まで磨き上げましょう。
強く擦ってしまうと汚れが研磨剤のような効果をもたらし傷が付いてしまうこともあるので優しく拭きましょう。
タオルよりもセーム革を使った方が風防についた指紋も取りやすいので時計ファンなら1枚は持っておきましょう。 -
ステップ4:隙間の拭き残しは綿棒で除去
最後に綿棒を使って仕上げましょう。
歯ブラシやセーム革などでも取り除くことが出来なかった隙間の汚れは綿棒を指で細めたりして使用すれば細部まで届きます。より細部の汚れを落としたい場合は、極細の赤ちゃん用綿棒を試してみるのも有効です。
ねじ込みリューズの根本や裏蓋隙間部分も丁寧に拭きましょう。
これでオメガの時計ケースはピカピカです。オメガ以外の時計でも一緒ですのでぜひ試してみて下さい。