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貴金属
2021/12/15ホワイトゴールドとは何のこと?意味と特徴とお手入れ方法
ホワイトゴールトとはどんな貴金属なのかわからない。という方に詳しくご説明します。
ピンク色や黄色のゴールドとの違いも何なのかわからない。
金属アレルギーからジュエリー選びは慎重に考えている。
手持ちのホワイトゴールドがくすんでしまったけど、どう手入れすれば良いのか知りたい。
万が一、手放す時、ホワイトゴールドよりイエローゴールドの方が換金率は良いの?
など、色々と下調べをしてから購入を検討したいと思っている方に有益な情報をご紹介させていただきます。
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ホワイトゴールドとはどういうもの?
ホワイトゴールドとは、英語では「White Gold」、日本語では「白色金」等と呼ばれ、主にジュエリー等の宝飾品として利用される金をベースとして作られた白色の合金の事を言います。
また、英文字の頭文字をとり、「WG」という略号を用いる場合がありますが、宝飾品等に刻まれている表記としては、18金であれば、「K18WG」や「K18」のように省略で刻印を打たれているケースが多いです。
もし、お手持ちの宝飾品等が18金のホワイトゴールドの場合、金75%に対して、残り25%をニッケル系またはパラジウム系の金属を合わせた合金です。
純度の少し低い、14金ホワイトゴールドであれば、金58.5%に対して、残り41.5%のニッケル系またはパラジウム系の金属を合わせられて作られていることになります。
ニッケル系とパラジウム系の合金の違いについてですが、ニッケル系は脱色用としての金属として使われますので、ハードホワイトゴールドとなります。逆にパラジウム系を使用したものはソフトホワイトゴールドになるという違いがあります。
ハードホワイトゴールドは、鮮明な白色ですが、硬く、加工が難しいことから、加工がしやすい後者のソフトホワイトゴールドが宝飾品に用いられるケースが多いです。
欧州では、金属アレルギーの原因となりやすいとされるニッケルについては、合金からの溶出量は一定以下に規制すべきという指令が存在します。そのため、市場流通量も少なくなってきていますが、日本国内においては、ニッケル含有貴金属に対する規制は存在しませんので、欧州から輸入されるホワイトゴールド製品については、クリアした製品に限定されているのが実態です。
つまり、ホワイトゴールドは、純金とニッケル系またはパラジウム系の金属を合わせた合金であり、純金の状態よりも固く、白色(シルバーカラー)のジュエリー等に使用するには適した貴金属のことです。 -
ホワイトゴールドの特徴
ホワイトゴールドの特徴について紹介させていただきます。
ホワイトゴールドは合金ですので、純金よりも固い貴金属です。イエローゴールドやピンクゴールド等と違い、シルバーカラーであることから男女問わず違和感なくご愛用いただける貴金属です。
そのため、多くのジュエリーメーカーがレディース製品のみに限定することなく、ペアリングやペアネックレス等をリリースしています。
また、シルバーカラーということでシンプルなものであれば冠婚葬祭など、TPOを選ぶ必要がないことも愛用される方が多い理由の一つです。
デメリットとしては、あくまでロジウムコーティングをしている合金ですので、剥げてくると下地が見えてくることが稀にあります。若干、デリケートな製品であるという認識はお持ちになると良いでしょう。 -
ホワイトゴールドのメンテナンス方法
ホワイトゴールドのメンテナンス方法は他のジュエリーと異なり、注意が必要です。
目の粗いクロスや専用クロス以外で磨いてしまった場合、傷がついてしまい、ロジウムコーティングがはげるリスクが高くなります。専用のクロスや柔らかい布で優しく皮脂の脂を拭き取る程度で済ませることをお勧めしています。
下地が見えてしまうリスクを鑑みて、基本的に磨かないという方もいらっしゃいますが、そこまで極端に神経質になることはありません。
もちろん、変色や傷も含めて自分で修復するのは困難ですので、購入されたお店やお近くの宝飾品店等でホワイトゴールド加工の修理依頼をされることをお勧めしています。
購入したお店であれば、初回の修理代は無料という店も中にはございますので、まずは購入したお店に相談してみましょう。
※複雑なデザインや艶消し加工などがあると修復が出来ない製品もありますので、その点がご留意いただければと思います。 -
ホワイトゴールドがおすすめのアイテム
ホワイトゴールドがお勧めのアイテムについて紹介させていただきます。
ホワイトゴールドはプラチナ製品と同一の色合いをしていますので、ひと昔前はプラチナ製品が主流だった婚約指輪や結婚指輪にもここ10年程度で一般的に使われるようになりました。
カジュアルブランドやデザイナーズジュエリー等のアクセサリーの下地としても多く使われており、指輪、ピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、時計など、用途は多岐に渡ります。
これは、ホワイトゴールドに限ったことではありませんが、プラチナ製品と比較して、18金や14金等の合金のカラーゴールドは強度が上回ることから、多くのジュエリー製品で使われています。
10年くらい遡りますが、プラチナが高騰した際、安価で作ることが出来たロジウムコーティングされたホワイトゴールドが代替品として注目を集めた結果、市場に多く流通されました。
結局、色でジュエリーを選択されるユーザーが多いため、現在では、プラチナの相場と逆転していますが、今でも一般的にジュエリーの素材として使用されています。 -
ホワイトゴールドが似合う人は?
ホワイトゴールドが似合う人は限られてしまうのでしょうか。
日本人の肌は少し黄色がかった肌色ですので、シルバーカラーであるホワイトゴールドは可愛らしく、明るく見えるため誰でも似合う貴金属です。
肌の色によっては、カラーゴールドが似合わないと思われる方もいらっしゃりますが、基本的にはどのゴールドでも似合うとされています。
ただ、ホワイトゴールドは華奢なリング等であれば、女性らしさが出るため、ペアリングをオーダーされる際には、男性はイエローゴールドを選択されるケースが多いのも特徴です。
もちろん似合う、似合わない等はご自身が気にされたら、その後も気になることですので、万が一買い替えや手放される際には価値のわかる弊社の店舗(エコスタイル)にお持ち込みいただければ、高価買取させていただきます。 -
ホワイトゴールドはアレルギーが出やすい?
ホワイトゴールドはアレルギーが出やすいのでしょうか?ここではホワイトゴールドがアレルギーが出やすいのか、出づらいのかご説明させていただきます。
基本的には、純金やホワイトゴールド等の合金のジュエリーはアレルギーが出づらい貴金属といわれます。
ただ純度が下がるにつれ、ロジウムコーティングがはげれば、下地の割り金(ニッケル系やパラジウム系)が肌に触れてしまい反応するケースも見られます。
ニッケルやパラジウムはアレルギーが出やすい素材ですので、コーティングが剥げてしまったジュエリーを肌に直接触れてしまうことはお勧めすることはできません。アレルギーがある方はホワイトゴールドではなく高純度のプラチナを使用する方が無難です。
剥げてきた場合は、愛着のあるジュエリーであれば宝石店や修理店などに、再度コーティング加工を依頼されることをお勧めしています。
金属アレルギーについて詳しく説明しているコラムがありますので、こちらも一緒にご確認ください。
>>金は金属アレルギーになりにくい?金属の種類と落とし穴
もしもホワイトゴールド製品を売りたいと感じた際にはエコスタイルにご相談ください。細かく査定しますので安心してご依頼ください。
選べる買取システム
3つの買取方法をご用意しております。
お客様のライフスタイルに合わせた買取方法をご選択ください。 -
まとめ
さて、ホワイトゴールドとは何なのか、特徴やお手入れ方法などをご紹介させていただきましたが、いかがでしょうか。
まとめ
①ホワイトゴールドは「WG」という略称で刻印されているケースが多い。
②ホワイトゴールドはロジウムコーティングされている。
③ホワイトゴールドは合金であり、ニッケル系またはパラジウム系の合金を含んでいる貴金属である。
④ホワイトゴールドは大半の方に似合う。
⑤ホワイトゴールドはコーティングが剥げていなければ、アレルギー反応は出難い貴金属である。ただ安全のためアレルギーのある方は高純度のプラチナをおすすめ。
ホワイトゴールドの特徴を知り、数あるカラーゴールドの中でご自身のお買い物の参考なれば幸いです。
万が一手放す際や買い替えをご検討の方は、弊社が運営するエコスタイル各店でホワイトゴールド製品の高価買取を行っておりますので、お気軽にご相談ください。 -
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