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コムデギャルソン
2022/01/21コムデギャルソンとはどういうブランド?日本三大ファッションブランドと評価される理由
コムデギャルソンとはどういうブランドなのかご存知ですか?今回はコムデギャルソンとはどういうブランドなのか、どのような評価を受けてきたのか、どのようなラインが展開されているのかをご紹介します。
コムデギャルソンといえば日本を代表するファッションブランドの一つで、世界のファッションに影響を与えてきたブランドです。数多くの世界的なファッションブランドがコムデギャルソンからインスピレーションを受けており、マルジェラなどは最たる例の一つでしょう。
コムデギャルソンは世界中から高い評価を受けているブランドです。今回はコムデギャルソンがどういうブランドなのかをご紹介しますので、初めてコムデギャルソンを知る方、コムデギャルソンについてもう少し詳しく知りたいという方の参考になればと思います。
コムデギャルソンといえば日本を代表するファッションブランドの一つで、世界のファッションに影響を与えてきたブランドです。数多くの世界的なファッションブランドがコムデギャルソンからインスピレーションを受けており、マルジェラなどは最たる例の一つでしょう。
コムデギャルソンは世界中から高い評価を受けているブランドです。今回はコムデギャルソンがどういうブランドなのかをご紹介しますので、初めてコムデギャルソンを知る方、コムデギャルソンについてもう少し詳しく知りたいという方の参考になればと思います。
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コムデギャルソンとはどういうファッションブランド?
コムデギャルソンは1942年に東京で生まれた川久保玲が立ち上げた日本三大ファッションブランドの一つと言われているファッションブランドです。慶應義塾大学文学部哲学科を卒業し、旭化成に入社。旭化成で繊維宣伝部に所属しスタイリストを学ぶ事になります。
それがきっかけになり、1969年にコムデギャルソンをスタートさせ、1973年に株式会社コムデギャルソンを設立します。コムデギャルソンの意味はフランス語で「少年の様に」という意味です。
川久保玲はここまでの過程で洋服の教育は全く受けていない事になります。1975年に初めてのコレクションデビューを飾り、そのスタイルは社会に左右されない自立した女性像を描いており、従来の女性らしさには無いルーズなデザインとモノトーンを多用し、孤独な女性を演出した事でセンセーショナルなブランドとして80年代に圧倒的な支持を集め、一部の熱狂的なファンは黒髪をおかっぱ頭にした、通称カラス族となる文化を生み出した事でも有名です。
現在は川久保玲を含めて4人のデザイナーがラインを展開しており、渡辺淳弥、栗原たお、二宮啓がコンセプトに沿ってデザインを行っており、どのラインも高い評価を受けています。中でも渡辺淳弥は川久保玲と並んで知名度が高く、日本を代表するデザイナーです。 -
コムデギャルソンヒストリー 海外デビューするまで
日本で成功をおさめた川久保玲は、同時期に苦楽を共にしていた山本耀司(ヨウジヤマモト)とパリに渡り、81年にパリ プレタポルテ・コレクションにデビューします。
初のパリでの展示会とミニショーを行い、それ以来パリを中心にコレクションを展開する事になります。
この年、「ローブ ド シャンブル・コム デ ギャルソン(robe de chambre COMME des GAR?ONS)」と「トリコ・コム デ ギャルソン(trict COMME des GAR?ONS)」がスタートします。
"トリコ"とは編み物やニットを指すフランス語で、当初はニットに特化したブランドとしての位置づけでしたが数年後から布帛のアイテムも展開するようになります。
パリでの最初のコレクションはセンセーショナルでアバンギャルドでした。それは賛否両論を生み当時は大変な話題になりました。華やかなデザインが主流だった時代に、穴の開いたセーターや、それまでモードの世界で禁欲的な色として敬遠されていた黒を用いたファッションを発表したことで、服飾の既成概念を崩したアバンギャルドで斬新な表現手法は「広島シック」「黒の衝撃」と言われ批判を受けました。
しかし、アバンギャルドかつクラッシックなスタイルは徐々にクリエイティブな若手デザイナーから受け入れられて行く事になります。
こうしてヨウジヤマモトとともに「ボロルック」と呼ばれる黒を主体とした独特のファッションで、独自の世界を作り上げていくのです。
コム デ ギャルソンは山本耀司、三宅一生(イッセイ ミヤケ)らと並び世界から注目を集め、80年代のDCブランドブームを引っ張り、国内外で地位を確立し、今も尚世界の第一線で日本を代表し世界的にも権威のあるデザイナーとして注目を集めています。 -
コムデギャルソンの代表的なライン
コムデギャルソンには数多くのラインが展開されていますが、その中でも人気が高いラインをいくつかご紹介します。
・COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)
川久保玲が立ち上げたブランドを代表するラインです。もっとも有名なで、立体的なカットワークが感じられるラインです。コレクション発表はどの年も高い評価を受けています。
・COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS(コムデギャルソン・コムデギャルソン)
通称コムコムと呼ばれるラインです。ベーシックなデザインのレディースを展開しており、国内生産にこだわったラインです。普段から使用しやすいリラックス素材やジャージー素材を使用することがあります。
・PLAY COMME des GARÇONS(プレイ・コムデギャルソン)
手ごろな価格で展開されているラインで、ハートに顔が書かれたマークが特徴的です。他のラインよりも数が多く出回っているため、見かけることが多いラインです。
・JUNYA WATANABE(ジュンヤワタナベ)
渡辺淳弥が展開する代表的なラインです。1992年から続くラインで、2022年春夏コレクションから、ジュンヤワタナベコムデギャルソンからジュンヤワタナベにライン名が変更されました。モンクレールやノースフェイスなどの人気ブランドとコラボし、世界的に有名です。
・COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN(コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マン)
2002年から続くラインで、モードな雰囲気を感じさせるラインです。複数のモードデザインを取り込み一つにまとめることで他のブランドとは違った雰囲気を感じさせます。
・COMME des GARÇONS HOMME(コムデギャルソン・オム)
1978年から続く人気ラインです。コムデギャルソンがレディースアイテムですが、こちらはメンズラインで、流行を取り入れながら時代を感じさせないデザインの洋服を展開しています。 -
まとめ
コムデギャルソンは1969年から続く日本を代表するファッションブランドです。川久保玲が立ち上げたモードブランドで、数多くのブランドに影響を与えてきたブランドです。
コムデギャルソンが展開するファッションアイテムは黒をイメージする方が多いですが、それは当時コレクションで黒を使用することがタブーと言われていた時代に黒をコンセプトにしてコレクションを展開したからでしょう。今では一般的な黒ですが、コムデギャルソンが先駆けとなり広まりました。
展開するデザインは立体的なものやアシンメトリーなものが多く、一目でコムデギャルソンだと感じられるものです。数多くのファンがいるブランドで、日本ではもちろんですが、海外でも高い人気があるブランドです。
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