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2019/10/165分で分かる、人気レディースブランド「レオナール」について・・・

レオナール

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5分で分かる、人気レディースブランド「レオナール」について・・・

レオナールについて調べてみました。美しいプリントが特徴のレオナールですが、皆さんはレオナールがどのくらいすごいかご存じですか?

レオナールのデザインは実現不可能といわれていたものですが、レオナールの努力によってプリントすることに成功しました。今回はレオナールがどういうブランドなのかを説明しながら、すごい部分を知ってもらえたらと思います。

  • レオナールの歴史についてご紹介!

    レオナールの歴史についてご紹介!
    「世界で最も美しいプリント」とも称されるパリのプリントファッションで、国内では三共生興がライセンスを持って展開しています。

    1943年 パリでジャック・レオナールがニット工房を設立した事から始まりました。

    1958年 ジャック・レオナールがダニエル・トリブイヤールとプリント生地のメーカー「レオナール社」を設立し、同年に革命的なアイディアでニットにプリントをする技法を開発しました。そして数年の間で「レオナール」は世界中に顧客を持つファッションブランドになりました。

    1960年 当時は非常に斬新ながらも「プリント不可能」と言われていた革命的な新しいプリント技法を確立し、イギリスの織物に採用しました。 世界中で称賛される事となり、ランバン、クリスチャンディオールなどの有名ブランドからも高く評価されました。
    1968年 ダニエル・トリブイヤールは素材の軽さをアピールする「レオナールのドレス:150gの幸福」というスローガンで初めてシルクジャージーのプリントドレスのコレクションを発表しました。

    1970年代 フレグランスやネクタイ、シルクスカーフなどへと商品展開を広げますます注目が高まりました。

    1994年、レオナールは 「フランス・クチュール連盟」に参加し、カルーゼル・デュ・ルーヴルで初めてのファッションショーを開催しました。
  • レオナールの国際特許を取得した技術とは・・・

    レオナールの国際特許を取得した技術とは・・・
    伸縮性のある生地の上へのプリントが困難とされた時代に、レオナールはニットへのプリント技術を成功させました。

    さらにその技術を進化させ1960年には、プルオーバーにプリントを施す“Fully Fashioned”という技法を開発し、ファッション界から一躍脚光を浴びました。この技術は1964年に国際特許を取得する程でした。

    レオナールはシルクジャージへの多色プリント技術も確立させており、この高度なシルクスクリーンプリントは、異例ともいえる30以上の色を1色ずつ重ねて、繊細なグラデーションを表現しています。

    レオナールのデザインの原点ともなっている蘭の花について、ダニエル・トリブイヤールは、「アジア原産のこの花の美しさは特別で、気高さと静けさが共存している。」と語っています。
    ブランド名は創業者であるジャック・レオナール氏のファーストネームに由来しています。創業時の目標は「世界一美しい花、蘭を、最高の生地である絹の上にプリントすること」

    トリブイヤール氏は世界旅行家としても知られておりその旅先から得たインスピレーションより、花柄から幾何学系、ポップアート系、サイケデリック系、東洋の和をモチーフにした柄までさまざまなプリントを打ち出しています。
  • レオナールのプリントができるまで

    レオナールのプリントができるまで
    レオナールが誇るプリントができるまでの一連の流れをご紹介いたします。

    1 プリントの元となる水彩画を作成。アクセントとなるモチーフの配置などを決めながらデザインします。
    2 レオナール本社のアトリエの職人が手作業で何種類ものカラーバリエーションを試します。
    3 プリントを完成させる為にシルクスクリーンを10枚〜30枚使用。
    4 シルクスクリーンでプリントするために色を絞り込みます。原画を10〜30色に分析してどの柄にどの色を当てはめるかを決めていきます。
    5 絵柄の加工では紙にペイントされた絵柄をシルクスクリーンに落とし込みます。
    6 スクリーンに転写する作業では、墨で描いたフィルムを暗室でシルクスクリーンに転写します。もととなる水彩画からこのスクリーンを作るまでの一連の作業には多いときで数百時間かかることも。
    7 スクリーンが完成するとプリント工場に送られて手作業にてプリントを行います。40cmをプリントするのに5時間、完成品は1日1レーンで1反しか出来ないこともあります。
    8 レオナールはパネルプリントの為、同じ柄が作られる事はありません。生地を無駄にしないようにパターンが作られます。
    9 完成した生地に、型の取り方を指示する「型入れ」を行います。
    10 プリントが終了した生地を裁断・縫製します。これでレオナールのプレタポルテの完成です。

    定価の高さもこの工程と職人の技術を考えると納得ですね。
  • まとめ

    レオナールのプリント技術は高く、現代でも容易に再現することはできません。

    レオナールが表現したかったプリントは不可能といわれていたものの、長い時間と労力をかけて表現されています。現代でも容易に再現できないレオナールの技術は、高い評価を受けて当然ですね。

    ちょっと高いな、と思ったレオナールも、これを見れば納得できたのではないでしょうか。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    吉本訓典AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。