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2022/04/20ミキモトとはどんなパールブランド?国産ブランドが海外でも評価されているポイントとは

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ミキモトとはどんなパールブランド?国産ブランドが海外でも評価されているポイントとは

ミキモト(MIKIMOTO)がどんなブランドかご存じでしょうか?今回はミキモトがどのようなパールブランドなのか、国内・海外で評価されているポイントや人気モチーフなど紹介したいと思います。

海外の人気ドラマで主人公がミキモトのパールを身に着けていたことでも有名です。「世界中の女性を真珠で飾りたい」という創業者の想いをアコヤパールを中心とした様々な真珠をジュエリーに仕立てることで世界中の女性から憧れられるジュエリーブランドとなりました。

そんなミキモトの歴史や評価ポイントを人気のモチーフなど含めてご紹介をしていきたいと思いますのでこれを機にミキモトの真珠に興味を持ってもらえたら幸いです。

  • ミキモトとはどんな国産パールブランド

    ミキモトとはどんな国産パールブランド
    ミキモトは日本が誇るパール・真珠を中心とした製品が人気のジュエリーブランドです。ミキモトは他にどういった歴史のあるブランドなのでしょうか?
    ミキモトは創業者の御木本幸吉氏が伊勢志摩にある相島にて世界初の半円パールの養殖に成功したことから始まります。パールの養殖に成功した御木本氏は1899年に日本初の真珠専門店を銀座に開業し、これが現在のミキモトの創業とされています。御木本氏はその後、1905年に真円パールの養殖にも成功し、パール養殖のパイオニアとしての地位を確固たるものにしました。

    また、ミキモトはパールの生産からジュエリーのデザイン、アフターサービスまでを一貫して行っております。御木本氏の「世界中の女性を真珠で飾りたい」という想いをブランドの理念として受け継ぐミキモトのパールは「光沢・巻き・形・サイズ・色」の厳しい基準をクリアした真珠だけをミキモトパールとして認定しています。
    また、ミキモトのジュエリーとなる真珠は「マッチング」という工程において光沢や色が一致するように整えられ、どの製品を手にしても1つ1つの真珠が1つの輝きを放つように計算されており、その品質の高さから宮内庁御用達ブランドとしても採用されており、ロイヤルジュエラーとしても知られています。
  • ミキモトが海外でも評価されている理由

    ミキモトが海外でも評価されている理由
    ミキモトが海外で高く評価されているのにはどういった理由があるのでしょうか?

    養殖真珠のパイオニア
    ミキモトが養殖真珠で天然真珠と遜色ない品質で天然真珠よりも安価なジュエリーを販売したことでミキモトは海外でも高い評価を得るようになります。このさい、ミキモトの養殖真珠を快く思わない既存のジュエラーによって、「養殖真珠は偽物ではないか」という裁判まで起こされました。
    結果的にこの裁判において養殖真珠は天然真珠に見劣りしないものであるということが証明され、ミキモトの評価はさらに高まっていきました。

    デザイン性
    また、ミキモトはパールのみならず、ダイヤモンドを中心とした貴石ジュエリーも手がけることでジュエラーとしての評価を高めてきました。 ヴァンクリーフやカルティエといったジュエラーと比較すると後発になるミキモトですが、パールで培った質へのこだわりで他の有名ジュエリーブランドと比較しても遜色ない素晴らしい作品を世に送り出しています。

    品質へのこだわり
    ミキモトのネックレスは「連相」と呼ばれるミキモト独自のパール配列によって、ジュエリーとして最高の輝きを放つように計算をされています。徹底した品質へのこだわりによって作られたパールネックレスをはじめとしたリングやブローチなどの製品はより良い品質を求める世界中の買い手の欲求を満たし続けています。

    デザイン性の高さと品質の良さ、さらには天然パールよりも安価で購入できるという面において、ミキモトは日本のみならず、世界中でその認知と地位を高めていきました。
    日本のジュエラーとして唯一、パリのヴァンドーム広場に店舗を構えていることを許されているということも世界でミキモトのジュエリーが認められている証拠であると言えるのではないでしょうか。
  • ミキモトを有名にした歴史的作品

    ミキモトを有名にした歴史的作品
    世界の万博などでミキモトの名を世界に広めた代表的な作品をご紹介します。

    矢車
    1937年のパリ万博で出品されたミキモトのハイジュエリーの原点とも言える傑作。 当時の流行のアールデコ様式を取り入れ、真珠やダイヤモンド、サファイヤ、エメラルドを使用した多機能ジュエリーで、帯留めのデザイン以外にブローチやリングなど12通りの使い方ができるジュエリーでした。
    2018年に養殖真珠125周年を記念してこの矢車を現代版にアレンジした「YAGURUMA」が発表されたさいは国内外から多くの反響を集めました。

    自由の鐘
    1939年のニューヨーク万博で出品された、1万個を超える真珠、366個のダイヤモンドを使用した鐘で、百万ドルの鐘と呼ばれているいます。ミキモト品質の真珠をこれだけふんだんに使ったジュエリーは当時の万博での話題を独り占めにしたと言われています。

    さくらの女王
    ワシントン桜まつりに寄贈されたクラウンで、日本では1966年に日本さくらの会へミキモトから寄贈された。アコヤ真珠と白蝶真珠を778個使用したクラウンです。
    桜まつりは今も日米友好の証として行われており、選出された日米のさくらの女王にはこのレプリカクラウンが寄贈されるそうです。
  • まとめ

    ミキモトは真珠養殖のパイオニアであり、パールジュエリーにおいて世界中から高い評価を得ている日本のブランドであり、「パールは宝飾品にしてこそ価値がある」という言葉を体現し、常に時代の1つ先を行く素晴らしいデザインの作品を発表し続けているジュエリーブランドです。

    また、世界的なブランドとなったあとも「品質を犠牲にしてまで規模を拡大する必要があるのか」という信念に基づいて急激な事業の拡大を行わず、品質向上のための真珠研究所など、その価値を向上させることに力を注いでるブランドでもあります。
    真珠に誇りを持ち、その品質の維持・向上に力を注ぐ姿勢がミキモトへの信頼となって世界で愛されているのではないでしょうか?

    エコスタイルではそんなミキモトの真珠やダイヤモンドを使用したジュエリーを買取しております。
    ミキモトのような素晴らしい真珠であっても、間違った手入れや保管をしていると品質が低下してしまうことがあります。しばらく眠っているミキモトのジュエリーに心当たりがあるかたはぜひ一度エコスタイルで真珠のコンディションチェックをしてみませんか?
    ぜひお気軽にエコスタイル鑑定士へご相談ください。

この記事を監修した担当者

  • 西村剛,AACD基準判定士、生前整理アドバイザー2級、遺品査定士、リユース営業士,エコスタイルマネージャー

浜松鴨江店(現入野店)に入社後、浜松宮竹店・横浜都築店・銀座本店を経験し、現在は宅配買取センターにて主に査定を担当。
得意商材はダイヤモンド・ルビー・エメラルドなどの宝石類、万年筆・パイプ・喫煙具などの嗜好品、ブランド品、洋服、靴など多岐に渡る。
    西村剛,AACD基準判定士、生前整理アドバイザー2級、遺品査定士、リユース営業士,エコスタイルマネージャー

浜松鴨江店(現入野店)に入社後、浜松宮竹店・横浜都築店・銀座本店を経験し、現在は宅配買取センターにて主に査定を担当。
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    AACD基準判定士、生前整理アドバイザー2級、遺品査定士、リユース営業士
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    浜松鴨江店(現入野店)に入社後、浜松宮竹店・横浜都築店・銀座本店を経験し、現在は宅配買取センターにて主に査定を担当。
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