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2021/08/02在庫買取ならどういう業者を選ぶ?アパレル、ブランド品は専門企業で決まり

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在庫買取ならどういう業者を選ぶ?アパレル、ブランド品は専門企業で決まり

新型コロナ感染対策、緊急事態宣言の発令に伴い、商業施設や路面店等の営業自粛が続き、様々な業種が厳しい経営状況に立たされています。

そもそも、アパレル業界は、大手メーカーはもちろん、アウトレットやオフプライスストア等の販路を持つことができない中小企業様が多く存在しており、セレクトショップを個人で運営されているオーナー様に至るまで、在庫課題(滞留在庫、余剰在庫など)は常態化しているものでしたが、今回を転機に、在庫に対する考え方や課題に対する意識が各段に高まってくると言われています。

その他にも、アパレルメーカーやブランドホルダーから受注している縫製工場などには返品商品が相次いで届いているとも言われています。

この機会に、在庫買取や不良在庫を処分する上で、どのような方法が存在し、どのように業者を選べば良いのかなど、いくつかのポイントに触れてみました。

  • 在庫買取はどういう人におすすめ

    在庫買取はどういう人におすすめ
    ●在庫買取はどういう人におすすめなの?

    在庫の買取を検討される背景としては、様々な背景や条件などが存在しています。

    ここでは、大きく3つ紹介させていただきます。

    契約条件(ルール)
    まず、前提条件として、メーカーやブランドホルダーから受注して縫製・検品をして納品する縫製工場様においては、メーカーやブランドとの契約条件を遵守しなければならないということが挙げられます。
    メーカーやブランドホルダーはブランドの価値が低下することを恐れ、二次流通や個人転売などの市場に流れないように、契約条件(ルール)で縛られているケースが多いです。
    そのため、返品された在庫や不良商品をリユース事業者や在庫買取業者に直接出して、換金して良い選択肢が存在している縫製工場様に限り、買取の依頼がエコスタイルに入ってきている状態です。

    現金化
    上段で紹介させていただいた通り、契約条件(ルール)で廃棄以外の選択肢が可能な縫製工場様からは廃棄コストと買取価格を比較され、買取の依頼を受けることがあります。
    メーカーから依頼を受けても、次の商品を製造する資金を確保することが出来なければ受注が途切れてしまいます。

    また、展示会等で買い付けをされ実店舗やECで販売されているセレクトショップ様もメーカーやブランドとの契約条件(ルール)によりますが、返品が出来ない取引が大半です。
    滞留した在庫、セールをかけても売れ残ってしまった在庫、B級品(チョイ傷有り)を少しでも現金化し、こちらも次の仕入に充当されたいニーズを満たすために利用されています。

    コスト
    会社が在庫を資産(バランスシートにも載っていますよね)として計上していますが、利益が出ているときだからこそ、原価を下回る金額でも現金化しておく事が決定し、買取のご相談を受けることがあります。
    また、不良在庫や滞留在庫は多くのスペースを占拠しています。次のシーズンのストックを置くスペースを確保するため、メーカーやブランドから倉庫会社にスペース確保の要請が入り、倉庫会社の方からご依頼やご相談を受ける機会も多くあります。

    在庫買取を利用される企業様や個人事業主様、セレクトショップ様には色々なニーズが存在していますので、まずは寄り添う気持ちで相談をお受けするようにしています。
  • 在庫買取はどういう場合に考えるべき

    在庫買取はどういう場合に考えるべき
    在庫買取はどういう場合に考えるべきでしょうか。

    滞留在庫や余剰在庫、過剰在庫を現金化する目的で利用されていますが、それらを出来る限り最小限に抑えるためにも、毎シーズン毎の在庫買取のご利用をお勧めしています。
    ※決算対策で現金化できない期が存在する事を除き。

    店舗や物流倉庫の移転、閉店や事業徹底、セレクトショップ様であれば、取り扱いブランドやメーカーの入れ替え時の一括整理など、従業員やスタッフの方の作業工数も見積もり、アウトソース(在庫買取や処分)される企業様やオーナー様が増えています。

    固定費ではなく、変動費として弊社のような在庫買取業者を上手く、タイムリーに活用し、バイヤーや仕入担当者様と振り返りをすることで、今後の資金繰りについて改善するための行動や施策が打てるようになります。

    拾う決断、何かやると決める決断以上に、「捨てる決断」の方が難しいと言われていますが、まさに、その通りだと思います。

    捨てる決断はスピードが重要です。捨てるべき時に捨てる覚悟を持てるようにご協力できればと思います。
  • 在庫買取に向いているもの

    在庫買取に向いているもの
    在庫買取に向いているものは、どんなものがありますか?という質問をいただくことがあります。
    エコスタイルはファッションやアパレル商材のリユースに特化しているため、以下の商材の在庫買取をさせていただいております。

    1.メンズ衣料
    2.レディース衣料
    3.バッグ(鞄)
    4.
    5.アクセサリー

    上記の商材を扱っています。

    ただ、上代で5000円未満の商材については弊社に限らず、リユース系企業は不得意な傾向があります。

    セールで70%引き等をしても売れない在庫の買取価格の目安ですが、上代の8%未満が相場ではないでしょうか。
    もちろん、2~3年以内に発売された人気ブランド品の在庫買取であれば、上代の10~50%程度をご提示できる商材もあります。

    まずは、気軽にEXCEL表(在庫一覧等)をお送りいただければ、概算の買取価格をご提示することが可能です。

    弊社のみならず、他の在庫買取業者様にも、得意・不得意な商材が存在しています。複数の業者に相談してみることをお勧めしています。

  • どういう基準で買取業者、企業を選ぶ?

    どういう基準で買取業者、企業を選ぶ?
    どういう基準で買取業者を選定すれば良いのでしょうか。

    依頼先を選ぶ「ポイント」をいくつか紹介させていただきます。

    1.タグをカットして再販して欲しい
    メーカーやブランド側からの条件により、首タグや品質タグをカットして再販するなら承諾していただける場合があります。
    首タグや品質タグをカットして再販するため、ブランドやメーカー名が購入される方が知ることはできませんので、安心です。
    しかし、次に購入される方も有名メーカーであるとか、有名ブランドであることを知らずに購入されるということ、タグカットのコストを勘案しての買取価格のご提示になりますので、買取価格には期待することは無理があります。

    2.海外への販路
    国内での再販は不可という条件で在庫買取や処分を許可されている場合があります。
    海外への輸出販売になりますので、輸出コストや現地の気候、為替などにより買取条件などは常に不安定です。
    ブランドイメージを損なわずにリユースされたいメーカーやブランドからのリクエストは多いですが、条件が折り合わないケースが大半です。

    3.高価買取して貰えるものを売る
    メーカーやブランドの契約条件が厳しくない場合、シーズンに合うもの、知名度の高いブランドやメーカーの品物は上記の方法よりも高く販売(処分)することが可能です。
    新しければ新しいほど、高く売れるのは当然の原理ですが、思わぬ査定価格に喜んでいただける担当者の方も多数いらっしゃいました。

    某有名クオーツ時計の在庫2000点程度をエコスタイルで買取させていただきましたが、上代の8%程度で一括仕入れさせていただき、国内の業者向け販売のみという条件でしたが、2週間で完売いたしました。

    また、某有名アウトドアの高級ダウンを上代の40%で数百着を一括仕入れさせていただき、秘密厳守というルールの下、セレクトショップ様から継続してご利用いただいております。

    このように、メーカーやブランド側からの条件に応じて、色々な買取方法、再販方法が存在しますので、一度、ご相談いただければ、ピッタリの方法を紹介させていただきます。
  • 在庫買取の方法

    在庫買取の方法
    実際に在庫買取を依頼した後、どんな方法で現金化まで進むのか不明瞭な会社が多いようです。

    弊社の提供させていただく在庫買取サービスについて紹介させていただきます。

    ①まずは、チャット、LINE査定、フリーダイヤルなどで弊社にご相談ください。
    ②在庫一覧表(EXCEL等)をお送りいただきます。
    ③質問や確認事項のご連絡の上、概算価格をご提示させていただきます。
    ④少量や遠方であれば「宅配買取」、多量で関東・関西・東海エリアであれば「出張買取」を提案させていただきます。

    宅配買取とは、送料は着払いでエコスタイルの宅配買取センターへ荷物と納品書、他必要書類(法人の場合は登記謄本等)をお送りいただき、検品の後、ご指定の振込先へお振込みさせていただきます。
    出張買取とは、貴社の指定する在庫が置いてある倉庫や店舗へ弊社の鑑定士を派遣、見積もりを行い、その場で現金精算(100万円を超える場合は手付金を支払い、残金は当日中に振り込み)させていただく買取方法です。

    いずれの方法につきましても、まずは、チャット、LINE査定、フリーダイヤルなどで弊社にご相談ください。
  • 海外での在庫買取に関する考え方

    海外での在庫買取に関する考え方
    海外では在庫処分や在庫の廃棄に対する考え方が大きく変わってきています。

    2019年6月、フランス政府は2023年までに、売れ残りの洋服、非飲食品などの廃棄処分を完全に禁止すると発表されました。
    フランスと言えば、「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」グループが有名ですね。

    2018年には、英高級ブランドのバーバリーがブランド保護のために衣料品やアクセサリーなど、2860万ポンド(約41億8000万円)相当の売れ残りを破壊・処分していたことが話題になりました。
    今後、ラグジュアリーブランドは「アップサイクル」の活発化に拍車をかけていくそうですが、ラグジュアリー以外のアパレルメーカーのアップサイクル商品を買い求める人は少ないと言われており、この動きに各社、戦々恐々としています。

    2019年、バレンシアガが有名インテリアデザイナーと協業し、ソファーを製造されたり、アップサイクルブランドとして先駆者であるスイスの「フライターグ」などのマーケティングが参考になるのではないでしょうか。

    環境保護とサスティナビリティ(持続可能性)の意識が世界的に高まる中での、新たな法律案ですが、制定となれば、ファッションやブランド業界に大きなインパクトを与えます。
    世界全体がSDGs達成に取り組み、廃棄禁止の流れにあるということを念頭に置いて、廃棄せずにリサイクル(アップサイクルやリメイク等)する方法を考えたり、ブランド価値を守る為に廃棄するのではなく、正しくリユースできる業者の選定を進めたり、条件に合致した買取業者を選ばれることをお勧めいたします。
  • まとめ

    「在庫買取ならどういう業者を選ぶ?アパレル、ブランド品は専門企業で決まり」という内容で紹介させていただきましたがいかがでしょうか。

    ●まとめ

    1.在庫処分の方法はメーカーやブランド側との契約条件により方法が異なる。
    2.在庫買取のタイミングはスピード重視、毎シーズンがお勧めである。
    3.在庫の買取業者は商材により得意、不得意が存在する。
    4.在庫買取の方法は出張買取と宅配買取の2つがある。
    5.在庫の廃棄問題に対する世界の目は一層厳しくなる。

    上記の通り、簡単にまとめさせていただきました。

    新型コロナ感染対策に伴う、緊急事態宣言が長引くことで現在庫が滞留、現金化を余儀なくされてしまうメーカー様や企業様が多くなると言われています。

    弊社にも問い合わせが多数、寄せられていますが、弊社でお受けできない案件だった場合は、ご紹介できる企業様もございますのでお気軽にお問い合わせください。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    吉本訓典AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。

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