2016/04/05シャネルのヴィンテージアクセサリーの魅力

他のブランドには見られないヴィンテージとしての魅力が評価されているシャネルですが、いったいどのようなものが人気なのでしょうか？

• シャネルのヴィンテージアクセサリー

  
  シャネル約100年の歴史のなかで、ヴィンテージアクセサリーと呼ばれる品物は世界大戦の終結からカンボン通りのブティック再開を経てココシャネルのが逝去した1971年までのコレクションのことを指す場合がほとんどです。
  しかし、これら本当の意味でのヴィンテージアクセサリーとは別に、1980年代〜2000年頃までにかけて作られたシャネルのアクセサリーの中に当時のデザインを復刻して作られたものが多くあったため、これらのデザインを含めてヴィンテージと表現されることが多いです。
  そのため、必ずしも年代的に古いものが多いということではなく、重厚な当時のデザインが使われたアクセサリーの総称というように考えるのが正しいかと思われます。

• ヴィンテージシャネルのデザインの特徴

  
  いわゆるヴィンテージシャネルというアクセサリーの特徴として、ゴシック調のデザインが取り入れられているということがあります。
  ゴシック調のデザインとはとても広義な意味があるため、１つに絞ることはとても難しいですが、シャネルのアクセサリーに関して言えばゴールドカラーを基調としながら退廃的、神秘的な色合いを出すためにあえてゴールドを黒でくすませるという手法をとっているアイテムのことを指します。
  また、大粒の不揃いな貴石・半貴石を使ったブローチやネックレスといったデザインも多く作られており、これらは総じてバロック調のデザインとしてシャネルのヴィンテージアクセサリーの人気のトレンドとなっております。
  このバロック調のデザインは現在のシャネルの中でもハイジュエリーのコレクションとしてバロックコレクションを展開しており、今なおシャネルの中心的なデザインの１つとなっております。

• 人気のヴィンテージシャネル

  
  数あるヴィンテージシャネルのデザインの中で人気の高いのはビジューやパール・マペパールをふんだんに使用したバロック調のデザインのアクセサリーになります。
  バロック調の特徴も引き継いでおり、使われるビジューはトーンの低いものが多いため、華やかさは明るい石にはかなわないですが元々黒を基調とした洋服を多く作っていたシャネルの洋服に合わせるには申し分ない色味であり、まさに洋服を引き立てることを目的としたアクセサリーの役割を果たしているといえます。
  
  そんなビジューを使ったアイテムが今でも非常に高い評価がされており、ヴィンテージシャネル好きにとっては垂涎のアイテムとなっております。
  また、かたちが不揃いのバロックパールを用いたアクセサリーもヴィンテージシャネルの中では高い人気があります。
  パールのアクセサリーは表面のパール層が剥がれてきてしまうと評価が低くなってしまうため、パール層がきれいに残っているアクセサリーは非常に高い評価となっております。
  ヴィンテージシャネルに興味のあるかたはぜひこれらのアイテムを探してみてはいかがでしょうか？

• 最後に

  シャネルが展開しているヴィンテージアクセサリーと呼ばれるものは奥深く、市場ではあまり見かけることのないアイテムです。
  
  最近のものでも当時のデザインを活かして作ったものが展開しており、それだけ人気が高いということです。
  
  現在はヴィンテージブームと言われ、周りと被らないヴィンテージ品を選ぶのがおしゃれというようなトレンドです。
  
  合わせてシャネルのヴィンテージアイテムの人気度も上がっているので売却するなら今が売り時です。

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