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ジョンロブ
2019/12/03ジョンロブの人気モデル一挙大公開!ファースト、セカンドジョンロブはこれで決まり
ジョンロブの人気モデルをご紹介します。長年にわたり革靴好きから愛される革靴の王様といえばジョンロブです。洗練されたデザインと高品質な素材、職人が手間暇かけて作成したジョンロブの靴はどのモデルも人気がありますが、その中でも定番ともいえる人気モデルがあります。
今回は中古でも非常に人気の高いジョンロブの革靴をご紹介します。初めてジョンロブを選ぶ方、2足目の靴を何にしようか迷われている方、この中から選べば解決です。
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ジョンロブの人気モデルをご紹介する前に
ジョンロブの人気モデルをご紹介する前に1点だけお伝えいたします。
ジョンロブをご存じの方、革靴が好きな方には当たり前ですが、ジョンロブには一般的にジョンロブパリとジョンロブロンドンがあります。
日本で流通しているもののほとんどがジョンロブパリのもので、レディメイドの商品です。ジョンロブロンドンはビスポークの靴で、ジョンロブ本家ですので、一般的に見かけることはありませんが、これからご紹介するものはすべてジョンロブパリのものです。
百貨店や中古でお探しの場合は問題ありません。以下はジョンロブの定番人気モデルです。 -
ジョンロブ×アストンマーチン
2012年の発売されたジョンロブとアストンマーチンのコラボシューズ。名前は『ウィナースポーツ』。
8色展開で、付属品は靴紐が2本付いてきます。ベースはもちろんその名の通り『ウィナー』がベースになっています。
アストンマーティンのディレクターであるマレックライヒマン氏とジョンロブのディレクターであるアンドレスヘルナンデス氏とのコラボレーションアイテムです。
美しいフォルムのドライバーシューズは8695ラストで、アッパー素材にカーフスキンを、ライニングにシープスキンを贅沢に使用しています。 -
ウィリアム~ダブルモンクシューズ~
ダブルモンクと言えばジョンロブ。と呼ばれる程、ウイリアムはジョンロブの代表作です。
このウイリアムの誕生は1945年にエドワード8世の依頼でジョンロブが作成したシューズが元になっています。
そもそもその時代にはダブルモンクシューズというシューズは存在しませんでした。このエドワード8世の要望を叶えたのがジョンロブ2代目のウイリアムロブ氏でした。
そのウイリアムロブ氏が初めてダブルモンクシューズを世の中に広め、靴にもウイリアム氏の名前が付けられました。
ウイリアム愛用者は、イルイド氏やエディモネッティ氏など世界のベストドレッサーが名を連ねます。特にスーツスタイルに抜群に愛称が良く、気品と品格に溢れる逸品となります。 -
シティ2~ストレートチップシューズ~
シティ2はフィリップ2と同じストレートチップスタイルですが、シティ2の方が若干お求めやすい価格です。
ヒールはフィリップ2よりも低く、装飾が少ないので、スッキリとしており、仕事で履くには丁度良いかもしれません。
イギリスの雑誌『GQ』からベスト・ドレスト・マンにも選ばれ事のあるチャールズ皇太子も、ジョンロブのストレートチップシューズを愛用していました。その愛着はとても深く、20代から40代まで約20年間履いていたと伝説になっています。
ジョンロブに使用されているレザーはフランスの会社、『デュプイ社』のカーフスキンで、エルメスと並んで良質な革を選ぶ権利を有しています。 -
シティ3~キャップトゥシューズ~
シティ2の進化ラインです。
シティ2との違いは、キャップトゥとステッチが変更になった事と、アイレットがハトメとなっています。
カジュアルな雰囲気が増しましたが、ラストは7000とシティ2と同じラストを使用しているので、フォルムは変わりません。 -
チャペル~ダブルモンクシューズ~
直訳すると礼拝堂という意味です。礼拝堂と名づけられたこのモデルは、8000番ラストを使用しており、若干甲高の創りなので、日本人にはぴったりです。ヒール高さが若干高めなので、身長が少し高く見える部分も嬉しいです。
ジョンロブと言えば『ダブルモンクストラップのフォーマルな靴。』という印象をお持ちの方も多いかと思いますが、チャペルはそんなジョンロブらしさが出ているダブルモンクストラップシューズの代表作の1つです。
若干スクエアなノーズにプレーントゥタイプのダブルモンクで、ブラックミュージアムカーフを使用しており、しかも繋ぎ目の無い1枚の革から作る製法で、牛1頭に付きチャペルが1足できるかできないか程で、贅沢な逸品となります。
ブラックミュージアムカーフとは、イタリアのなめし業者に特注で作らせている物で、マーブル状のムラがあるのが特徴な最上級の革の事を言います。 -
ベケッツ~プレーントゥシューズ~
ベケッツとは、イギリスにあるシルバーストーンサーキットのコーナーの名前で、高速S字カーブと呼ばれるコーナーが3つあります。
1つ目がマゴッツ、2つ目がチャペル、3つ目がベケッツです。
チャペルというラインもある事から、ジョンロブがいかにサーキットが好きだったかがわかります。
ベケッツはチャペルと同じでシームレスヒールになっています。その為後ろから見ても縫い目が無く凄く上品なフォルムに仕上がっています。
ラストもチャペルと同じく8000で、スタイリッシュな作りです。 -
フィリップ2~パンチドキャップトゥシューズ~
フィリップ2はキャップトゥシューズの代表格です。
内羽式のパンチドキャップトゥシューズで、ラストは#7000を使用しています。ロングノーズなスタイルは若々しいスタイリッシュさを感じさせ、かつエレガントで品があるスタイルとなっています。
フィリップ2の特徴としては、ベヴェルドウエストという製法で、 アウトソールの土踏まず部分をしぼることにより 履いた時に靴がスマートに見えるよう工夫されてます。スタイリッシュさはこのベヴェルドウエスト製法からきています。
ヒール部分の縫いあわせをしない、バックシームが無い製法も使用しており、1枚の大きな革から靴を生成しています。縫い合わせが少ない分、見た目のフォルムは美しくなるのですが、1枚の革から作る分コストはかかります。
さらに非常に高い技術力も要求される為、ここにジョンロブがただの高級ブランドでない証があります。 -
最後に
どのモデルも長年人気が高いモデルです。ジョンロブが好きな方なら必ずこの中の一足は必ず持っています。
高額な買い物になるためどの靴にするかかなり迷うかと思いますが、今回ご紹介した中から自分の足に合うものを選べば間違いありません。
どのモデルも中古でも人気が高く、比較的いい値段で売却できるため、買い替えを考えた際に優秀なモデルです。
これからジョンロブの靴を購入したい、2足目のジョンロブを購入したいというときなどの参考にしてみてください。
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